OCEANUSユーザーだけのパーティで、クレイジーケンバンドのライブパフォーマンスを満喫

[岡田大助，Business Media 誠]

　2012年2月19日、カシオ計算機のソーラー電波腕時計「OCEANUS（オシアナス）」の購入者を対象としたパーティ「OCEANUS PREMIUM PARTY 2012」が開催された。

　昨年は、天王洲アイルにあるヨットクラブから東京湾ナイトクルーズが実施されたが、今年の会場は新宿副都心からの夜景が一望できるパークハイアット東京の39階ボールルーム。3000人を超える応募者の中から選ばれた200人が、大人向けのスペシャルライブを堪能した。

ちょっと不良、だけどあこがれる。そのゲストとは？

　パーティは、カシオ計算機 SP戦略部の田中秀和部長のスピーチでスタート。2004年のデビュー以来、8年目を迎えたオシアナスのテーマ「エレガンスをテクノロジーで表現したら、どのような価値が生まれるのか」という姿勢を示し、最後は「これからもメイドインジャパンのプロダクトをなめんなよ、という気概でもってやっていく」と締め、参加者の喝采を浴びた。

　その後は、田中さんが「多彩な“濃ゆい”ゲスト。ちょっと不良なんじゃないかというオトコ臭い人も、大人の男性があこがれるような人も登場します」と予告したように、オシアナスが持つ世界観を実際に表現しているアーティストが次々と登場した。

　まずは、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんによるDJプレイ。途中、ファンとの記念撮影に笑顔で、ときにはポーズを取りながら気さくに対応する谷中さん。会場を盛り上げたところで、スペシャルゲストが登場した。

　それは、オシアナスのCMソング「青の世界 feat. CRAZY KEN」を歌う横山剣さんがボーカルを務めるクレイジーケンバンド。「タイガー＆ドラゴン」など3曲を歌ったところでMC。「濃くて、歌いにくいんだ」といいながら、おもむろにTOM FORDのサングラスを外すと「男性限定でプレゼントするよ」。このパフォーマンスには男性だけでなく女性も手を挙げて熱狂、結局、ある参加者が持っていたレイバンのサングラスとの交換になった。

　また、腕に着けたオシアナス、そしてポケットから「カシオつながりってことで」とG-SHOCKが登場。「カシオの楽器もいろいろ使ってきたね」とミュージシャンとしての歴史を振り返りながら、今年で15周年を迎えるクレイジーケンバンドの新アルバムや、ツアー情報もきっちり告知。「あと3曲。新アルバムの曲をやるから、続きはツアーで」とノリノリのライブパフォーマンスを展開した。

レアなセッション、そして公開おねだり

　スペシャルライブ後は、「青の世界 feat. CRAZY KEN」の作詞、作曲を担当した伊藤陽一郎さんのDJプレイ。このまま濃密な時間が終わるのかと、参加者の誰もが思ったころに谷中さんがサックスを持ってステージに登場。横山さんも呼ばれ、伊藤さんを含めた3人によるスペシャルセッションで「青の世界」を歌い上げた。

　スペシャルセッション後に、ライブの感想を問われた3人。

「曲がいいから、それだけで興奮するね。そして、まさかの谷中さんとのセッション。オシアナスが結びつけてくれた」（横山さん）

「念願かなったな、という感じ」（伊藤さん）

「非常にうれしい。これは相当レアなセッションですよ。本当に珍しい」（谷中さん）

　また、横山さんは、クラシックカーラリー「La Festa Autunno 2011」に出場したときにもオシアナスを着けていたという。「ラリーは時間にシビアな競技。軽いので運転してても気にならないし、この黒いオシアナスは黒いレーシングウエアによく似合う」と振り返る。

　また、谷中さんが「海外ツアーに出ているとき、非常に重宝している。ほかのメンバーもほしいっていってます」とコメントすると、「うちにもあと11本おねがいします」と横山さんも公開おねだり。最後は、決め台詞の「イーネッ」で締めた。