稀代の名匠の映像技術を筆記具で表現、モンブラン「アルフレッド ヒッチコック」

[LUXURY TV]

　心理サスペンスという新たな映画ジャンルを打ち立てたアルフレッド・ヒッチコックが数々の名作の中で駆使してみせた映像技術。ドイツのラグジュアリーブランドMONTBLANC（モンブラン）は、これを筆記具の中に余すところなく表現した限定版「アルフレッド ヒッチコック」を発売しました。ヒッチコックの映画作りへのこだわりと、モンブランのクラフツマンシップが出会い、映画マニアならずとも、手に取ってみたくなる逸品です。

　ボディを取り巻くらせん状のオプティカルパターンは、あの「サイコ」冒頭シーンのシャワールーム。赤 い血がバスタブの吸水口に吸い込まれていくシーンを再現したものです。また、その凶器となったナイフは、ダイヤモンドをあしらったクリップとしてよみがえりました。

　尻軸とボディパーツのロープ模様は、静謐（せいひつ）な展開で観客を恐怖の底につきおとした名作「ロープ」へのオマージュです。キャップリングには、映画フィルムをモチーフとした装飾がアクセントとなっています。

　そして、ペン先に実にさりげなく登場するのは、アルフレッド・ヒッチコックご本人。あのおなじみの横顔が、ペンを滑らせるたびに、チラチラと光を放ちます。限定数の「80」は、彼の80年の人生を讃えたものです。

限定3000本の万年筆とローラーボールも

　あの傑作「めまい」の映像効果を表現したオプティカルパターンがひときわ印象的なボディ。ナイフの形をしたクリップは「サイコ」で重要な役どころをつとめた凶器をかたどったもので、キャップリングの文字もフィルムロールから引用されています。

　尻軸の刻印は、アルフレッド・ヒッチコックが生涯を通じて制作した53本の映画にちなんだものです。万年筆のペン先には、あのヒッチコックのプロファイルのポートレイトが光ります。各3000本限定生産の万年筆とローラーボールは、数えきれない彼のファンを象徴した数字です。