三陽商会は、取り扱うメンズブランドの2012年スプリングコートの展示会を開催した。昨今、ビジネスシーンとカジュアルシーンの両方で着用できるアイテムが人気を博していることから、カジュアルタイプのショートコートやジャケットを提案する。
テーマは大きく2つ。花粉を屋内に持ち込まないことをコンセプトに掲げる「花粉プロテクトコート」シリーズと、ファッションによって世の中を明るくしたいというメッセージを打ち出す色鮮やかなカラーコートだ。
2007年から展開を始めた花粉プロテクトコートも今年で6年目に突入。2011年モデルとの違いは、コートに求められる撥水性を強化したこと。また、ショートコートでもジャケットがしっかりと隠れる着丈を確保し、ビジネス、カジュアルと幅広く使えるようにした。
「ポール・スチュアート」のシングルトレンチコートは、伊リモンタの素材(綿55%、ナイロン45%)で仕上げたトラディショナルなデザイン。サックスブルーの1色のみで、価格は7万6650円。
「エポカ ウォモ」では、ストレッチ性と撥水性をもつポリエステル100%のシャープなシルエットのトレンチコートを提案。カラーバリエーションはグレーとネイビーの2色で、価格は4万9350円。
「マッキントッシュ フィロソフィー」のポケッタブルコートは、花柄のリバティプリントを使用したもの。これまでパイピングや裏地などの一部で使われることはあったが、メンズ製品で全面的に押し出すのはこれまでにないことだという。同柄の収納袋が付属するほか、別売で同素材の傘やハンチングも展開する。価格は3万9900円。
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