ゆったりとした快適なクルージングから高速走行時の安定性、その中間の街中での快適なハンドリングといった広範囲に渡る要求に応えるため、New B6 BiTurboには電動調整式サスペンション(可変ダンパーコントロール)とダイナミックドライブが搭載されています。
ドライバーはコントロールスイッチを操作して、「コンフォート+」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」のいずれかを選択できます。ダンパーは贅沢なカブリオとスポーティなクーペのそれぞれの特性に合わせて調整されます。その調整にはスタビライザーも含まれ、ステアリングアシスタンス、スロットルレスポンス、DSCを制御するシステムと連携しています。
これにより、B6 BiTurboでは、その日の気分によりドライブモードを選択し、さまざまな走行性を楽しむことができます。クーペにはそのキャラクターに合わせてLSDが標準装備され、カブリオよりスポーティな調整が施されました。
反応の良いスプリング、フロントアクスルのキャンバーの増加、20インチホイール&タイヤセットに緻密に調整されたトーインにより、繊細かつダイレクトなハンドリングとなっています。
また、軽量のALPINA CLASSIC 20”ホイールは、MICHELIN Pilot Super Sport(フロント:255/35ZR20、リヤ:285/30ZR20)との組み合わせで、ランフラットでは実現できなかった敏捷で正確なハンドリングを可能にしています。
BMW 6シリーズの特徴は、エレガントかつダイナミックなデザインと優れたエアロダイナミクスです。New B6 BiTurboは、ALPINAによる独自の力強い外観の中に美しいスタイルのカブリオとクーペのスポーティさが上品に表現されています。
エアロダイナミクス関連のコンポーネントは単なる見た目だけではなく、機能的で最高速度への安全な到達に大いに寄与しています。
例えばカーボン製スプリッターが組み込まれたフロントスポイラー。これにより風は車の上部と側面により多く流れ、下方への風量の10%が低減されています。高速走行時のフロント部分の安定性が明確に向上し、アンダーステア気味になるのを抑制します。
フロントスポイラーはリアスポイラーとともに車両全体を路面に安定させる働きをしています。フロントの揚力は20%低減され、リアアクスルでは時速150キロからほぼゼロリフトになります。これはBMW ALPINAでは初めてのことです。
クーペにはリアスポイラーの代わりに、ボディ同色またはクリアカーボンのリアウィングが設定できます。印象的な外観でありながら、リアウィングはボディラインにそっと寄り添うようにたたずみ空気抵抗を軽減します。
対空気抵抗のほかに、これらのコンポーネントによって、インタークーラーやエンジン冷却システムのような、さまざまなクーラーシステムへ効果的な空流がもたらされています。特筆すべきはハイパフォーマンスブレーキ(フロント:直径374ミリ、リア:直径345ミリ)で、独自に設計されたアンダーボディのNACAインテークによりさらに冷却されます。
ALPINAの特徴的な楕円形のダブルエキゾーストはブラシ仕上げのチタン製で、AkrapovicによるALPINAエキゾーストと示す小さなロゴが控えめに入っています。エキゾーストを優美に包むリアバンパーにはディフューザーが組み込まれています。
B6 BiTurboには、あらゆる魅力的なインテリアと装備が備わっています。
ブラックパネルLCDテクノロジー採用の高画質インフォ・ディスプレーを用いたALPINA独特のブルーのメーターパネル、手縫いで仕上げられたLAVALINAレザースポーツステアリング、ブルーに光るロゴ入りのドアシルプレート、アメリカ太平洋岸のみに見られる月桂樹属の特別な木材を用いたクラシックなALPINAウッドトリムなど、例を挙げたらきりがないでしょう。
内外装に関しても、あらゆる要望にこたえてくれるでしょう。ボディカラーからインテリアトリム、レザーカラーに至るまで、BMWとALPINAが広範囲に設定しているオプションより選択できます。ALPINAから出荷される車には、そのほとんどにさまざまなパーソナル仕様が選ばれています。一人ひとりの好みにあわせたインテリアデザインを、レザー工房の熟練した職人が手作業で一つひとつ仕上げてくれます。
例として、レザーインテリア、シートヒーター付きコンフォートシート、Bluetooth対応高性能ナビゲーションシステム、USBオーディオインタフェース、バイキセノンヘッドライト、LEDフロントフォグランプなどがあります。
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