「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
東京・新宿の伊勢丹新宿店メンズ館8階/伊勢丹レジデンスで、丸若屋によるチタン製の新作ビアタンブラー「ROCKET」が販売されている。
この「ROCKET」には、日本が世界に誇る3社による超絶の手業が惜しみなく投入されている。ユニークなデザインは東京・大田区の製作所「北嶋絞製作所」による技術「へら絞り」が生み出した。国産大型ロケット「H-IIロケット」や半導体製造装置の部品、そして大型旅客機など最先端技術を支える金属部品をへらと呼ばれる棒一本で金属板を型に沿わせて成形し、わずか100分の3ミリの精度を叩き出す。特にこの北嶋絞製作所の技術は業界屈指の高さを誇る。
表面は、洋食器で知られる新潟・燕三条「山崎研磨工場」の研磨技術により磨き上げられた。バフと呼ばれる材料を何種類も用い、手作業で表面の凹凸を極限まで磨き上げると、キズのない鏡面仕上げとなる。また、内側までもが鏡面仕上げのためビールを入れれば、きめ細やかな最高の泡立ちを楽しめるという。
台座を担当したのは、新潟県・燕市にある製作所「長谷川挽物製作所」。ここでは「挽物」という切削加工技術によって素材を加工した。台座は耐水性樹脂を含んだ木とステンレス製。
これらの3社をつなげたのは、プロジェクト プロデューサーの丸若屋代表の丸若裕俊さん。「3社の代表が小手先の妥協は一切しないという強い意志を持ち、未来を牽引する技術の結晶を作品にした」という。
また、会場では製品が生まれるまでのヒストリーやそれぞれの技術が展示され、「竹箸チタン」(4620円〜)「チタンぐい飲み 竹」(1万500円)などユニークなチタン作品も同時に販売されている。
開催中〜11月29日(火)
伊勢丹新宿店メンズ館8階/伊勢丹レジデンス
お問い合わせ:丸若屋 tel.03-3865-7801
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