渋谷に岡本太郎の遺伝子を継ぐアートが集結(1/2 ページ)

» 2011年10月26日 14時48分 公開
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 10月25日から東京・渋谷の西武渋谷店で「TARO LOVE展 岡本太郎と14人の遺伝子」が開催される。

エキサイトイズム 岡本太郎「クリマ」1951年 油彩、キャンパス 川崎市岡本太郎美術館 ※オリジナル作品は展示されません

 本展覧会は岡本太郎生誕100年記念事業「TARO 100祭」のプロジェクトの一環として開催されるもので、岡本太郎を含む14人のアーティストからの痛烈なメッセージを伝える。西武渋谷店A館7F特設会場を中心に西武渋谷店全店に作品が配置され、鑑賞者はマップを片手に日本各地に点在する岡本太郎のパブリックアートを巡るかのように店内の作品を鑑賞するユニークな企画だ。

エキサイトイズム 大巻伸嗣「Flotage」 2011年

 キュレーションはミヅマアートギャラリーの三潴末雄さんとアートディレクターの仲世古佳伸さん。岡本太郎のアートミーム(芸術遺伝子)を引き継ぎ、1990年代から2000年代に登場した会田誠、大巻伸嗣、鴻池朋子、山口晃など13組が選定されている。プリミティブな行為による描くことの実践、表現の境界を横断する他者性、ファンタジーと現実が交差する生命への期待、ねじれた現代日本の諧謔的風景、常識をはみだす痛快な手法、新しいメディアにチャレンジする前衛的姿勢など、それぞれが独自の表現を現在進行形で展開している。会期は11月6日まで。

「TARO LOVE展(岡本太郎と14人の遺伝子)」

西武渋谷店A館7F特設会場

10月25日(火)〜11月6日(日)Open.10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで)

※作品は西武渋谷店全館に配置、その他作品は店舗営業時間内に鑑賞可能。

※10月25日(火)、11月6日(日)のみ17:00閉場。

入場料500円(A館7F特設会場のみ)※高校生以下無料

参加作家:岡本太郎

会田誠/青山悟/浅井裕介/上田順平/大西康明/大巻伸嗣/風間サチコ/荒神明香/鴻池朋子/チームラボ(猪子寿之)/成田久/松蔭浩之/山口晃/若木くるみ


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