セイコーウオッチは10月5日、日本製の機械式腕時計の新プロダクトブランド「セイコー プレザージュ」を発表した。日本や中国を中心としたアジア地域で展開する予定で、セミスケルトンモデル(2種)、24時針つきモデル(2種)、デイ&デイトカレンダーモデル(2種)を10月21日に発売する。
新ブランドでは、これまで商品展開が限定的だった3〜5万円の価格帯で、実用性とファッション性をあわせ持つ機械式腕時計を投入。国内市場では、機械式腕時計に興味を持つ20代〜40代のビジネスパーソンを、アジア市場では「メイド・イン・ジャパン」を重視する外国人旅行者をターゲットにする。
セミスケルトンモデルの「SARY017」と「SARY018」は、文字盤の9時位置に配置した金属リングの奥に、リズミカルに動く「てんぷ」が見えるモデル。文字盤のデザインもあえて左右非対称にして、9時位置から放射状に広がる型打ち模様をあしらった。ムーブメントは手巻き付き自動巻きの「キャリバー 4R38」を搭載。ケースサイズは40.2×11.6ミリ(ケース外径×厚さ)。価格はSARY017が3万9900円、ケースの一部にピンクゴールド色めっきをあしらったSARY018が4万2000円。
24時針つきモデル「SARY009」と「SARY011」は、10時位置に24時間表示を行うサブダイヤルを持つ。ベゼルには12カ所のスリットが刻まれ、バンドには多面カットを施した。24時針のほかに、カレンダー(日表示)付き。ムーブメントは手巻き付き自動巻きの「キャリバー 4R37」を搭載し、ケースサイズは40.2×11.6ミリ。SARY009は銀文字盤、SARY011は黒文字盤で、どちらも価格は3万7800円。
3時位置に日、曜日表示を行うカレンダーを備えたデイ&デイトモデルは、銀文字盤の「SARY013」と黒文字盤の「SARY015」の2種類。太めの時針、分針と立体的なインデックスを備え、見やすさを追求した。搭載するムーブメントは手巻き付き自動巻きの「キャリバー 4R36」で、ケースサイズは40.2×10.7ミリ。価格は3万6750円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング