伊アウトモビリ・ランボルギーニは、パリモーターショー2010で発表したスーパースポーツカー「Sesto Elemento(セストエレメント)」を生産すると発表した。サーキット専用モデルとして限定20台の注文生産だ。
Sesto Elementoは、最先端テクノロジーの可能性を示すモデルとしてパリモーターショーに出展された、車両重量999キロのコンセプトカー。ランボルギーニでは、クルマづくりの方向性をすでに相当なレベルに達している最高速度の引き上げではなく、軽量デザインに基づいたハンドリングと加速性能の向上に振っている。
鍛造コンポジットとカーボンファイバーを多用したカーボンファイバーモノコックボディに最高出力570馬力のV10エンジンを搭載し、パワーウエイトレシオは1.75キロ/馬力。静止状態から時速100キロまで2.5秒、最高速度は時速300キロに達する。
同社のステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「わずか1年前は“テクノロジカル デモンストレーター”として未来のスーパーカーの可能性を示すにすぎなかったこのクルマが、実際に生産されることを大変誇りに思います」とコメント。最初の1台は2013年に納車される。
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