カフェやレストランを楽しんで! ベンツが六本木に“つながり”重視のショールーム(2/2 ページ)

» 2011年07月15日 22時43分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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 2階建ての建物は、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIやUT STORE HARAJUKUなどを手掛けた建築家・窪田茂氏(窪田建築都市研究所:KA&A)が基本設計とインテリアデザインを担当。レストランやカフェのプロデュースはトランジットジェネラルオフィスの中村貞裕氏が担当する。

 窪田氏は、「既存のショールームと異なる、クルマそのものの楽しさを表現した。さまざまな形をした柱は、山や波、ビルを抽象化したもので、色使いは日々の光の変化をイメージしている。天井を走る2本の黒いラインは、クルマのわだち。ここにいるだけで、クルマに乗って走り抜けたかのような感覚になってくる」とコンセプトを説明する。

ベンツ 満面の笑みを浮かべるメルセデス・ベンツ コネクションの主要関係者たち

ラテアートが楽しめるカフェ

 1階には、カフェ「DOWNSTAIRS COFFEE(ダウンステアーズコーヒー)」やコレクションショップ、車両展示スペースを設けた。展示スペースには、Androidタブレット「Optimus Pad L-06C」が置かれ、実車を眺めながら自由にクルマに関する情報を閲覧できる。

 DOWNSTAIRS COFFEEは、2008年にラテアートチャンピオンシップ シアトル大会において、歴代最高スコアで優勝した澤田洋史氏がメニューを監修。ピックで絵を描くのではなく、ミルクを注いで描くラテアートにこだわり、高い技術をもったバリスタを集めた。営業時間は7時〜21時、座席数は72席(テラス24席)。

 DOWNSTAIRS COFFEEには、約5メートルの長さを持つテーブルがあり、中央のプラグから供給される電力は風力発電によるもの。椅子は、emecoがコカ・コーラのペットボトルの再生素材で作った111 NAVY Chairや、天童木工のスツールだ。

ベンツ DOWNSTAIRS COFFEE
ベンツ ラテアート

ハーマンミラーの家具でくつろげるレストラン

 2階には、バーカウンターやラウンジを持つレストラン「UPSTAIRS(アップステアーズ)」をオープン。メニューは、「AWkitchen」や「やさい家めい」などを展開する渡邉明氏が監修する。営業時間は11時〜23時(金・土・祝前日は28時)。

 バーカウンターとダイニングエリアのテーブルと椅子は、KA&AとDRILL DESIGNのコラボによるもので完全オリジナル。メルセデス・ベンツ コネクションへのオマージとして捧げられたという。また、ラウンジエリアはハーマンミラーの名作家具を配置する。

ベンツ ハーマンミラーの名作家具でくつろげるラウンジ
ベンツ 記者発表会で振る舞われたマカロン

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