ハワイでマラソン――といえば、パッと思い付くのが12月に開催されるホノルルマラソン。出場者の半数が日本人で占められ、時間制限がないこともあって初心者がマラソンに挑戦するのにちょうど良い。
ホノルルマラソン完走者が、次に走りたいマラソンとして注目するのがマウイマラソンだ。実は、ハワイで最も古くからあるマラソンで、2011年大会が41回目。世界でも指折りの「景色の良いマラソンコース」として注目されている。
2011年大会は、9月18日の午前5時30分スタート。フルマラソン、ハーフマラソン、5キロ・ファンラン(9月17日)の3部門を開催する。近年、日本人参加者が増加しているが、それでも全出場者のおよそ5分の1程度だ。
フルマラソンは、空港近くにあるショッピングセンター「クイーン・カフマヌ・センター」をスタートし、およそ12キロほどで海沿いに出る。中盤の山を越えてしまえば後半はフラットな、約7割がオーシャンビューのコースレイアウト。制限時間は8時間、出場資格は満16歳以上。
ハーフマラソンは、全行程オーシャンビュー。フルマラソンのゴール地点でもあるホエラーズ・ビレッジ前をスタートし、折り返して同地点にゴールとなる。途中、サーフィンの有名スポットを通過したり、シーズンオフだが運がよければクジラを見ることもできたりという。制限時間は4時間、出場資格は満16歳以上。
エントリー方法は、大きく分けて「個人エントリー」と「ツアーエントリー」の2種類。個人エントリーは、Webサイト「スポーツエントリー」と「ランネット」で8月31日まで受け付けている。一方のツアーエントリーは旅行会社が主催するもの。現在、10社の旅行代理店がさまざまな特典を付けたツアーを受け付けている。
なお、2011年大会は、「Keep Runninng JAPAN」をテーマに掲げ、ランナー1人当たりのエントリーフィーから1ドルを日本赤十字社に寄付する。また、メッセージTシャツを販売し、売上から原価を引いた収益のほか、大会会場に設置した募金箱で集めた義援金も寄付する。
マウイ島の別名は「魔法の島」。米旅行誌などで世界最高の島に何度も選ばれているという。レース後には、その自然やハワイ王朝時代の首都「ラハイナ」を楽しみたい。
ハワイマラソン2011公式サイト
http://www.mauimarathonhawaii.jp/
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