「プジョー3008」、デザイナーが語る新型クロスオーバーの魅力(1/2 ページ)

» 2010年06月14日 08時00分 公開
[東ミチヨ,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

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「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 プジョー・シトロエン・ジャポンから発売された「3008」。「クロスオーバー」というコンセプトから生まれた新型車は、SUVやセダン、ミニバンの優れたデザイン性、機能性を融合させたまったく新しいクルマであるという。

エキサイトイズム プジョー3008 プレミアム(ファブリックシート)1598cc、6速AT 339万円。プジョー3008 グリフ(レザーシート)1598cc、6速AT 385万円

 「私たちはまず、いまの大人世代がどんなクルマに乗りたがっているかを考えました」とは本国から来日したPSAプジョー・デザインセンターのデザイナー、トマ・フルニエ氏。ターゲットは30〜40代の大人たちであるという。

 「彼らのライフスタイルに必要なのは、海でも山でもどこへでも自由に遊びに行けて、都会でも乗りこなせるクルマ。仲間や家族と出かけることもあれば、1人でドライビングを楽しむこともある。だからSUVのようなタフさもありつつ、セダンのような安定感や、ラグジュアリーな質感、そしてバンのような余裕の空間を楽しめるクルマが必要だと考えたのです。それが“クロスオーバー”という新たなカテゴリーを作るきっかけとなりました」

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 「このクルマの魅力は、目的も、使い方も、そのときどきでアメーバのように形を変えながら、新たな世界へと楽しみがどんどん広がっていくこと。そんなイメージでデザインしました。自分たちの親世代が知らない、まったく新しい楽しみ方もあるのだということを、このクルマで表現したかったのです」

 このクロスオーバービークルは、308のワイルドさ、グラマラスな感性を受け継ぎながらも新しいスタイルでデザインされている。308シリーズと共通のプラットフォームをベースに、ハッチバックと比べて全長はプラス75ミリ、全幅はプラス15ミリ、全高はプラス120ミリというトールボーイスタイルになっている。

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 大きく口を開けたフロントグリルや、シャープなヘッドライトはさらにマスキュリンに。全高1635ミリのボディは、やや高めの位置に設定されたウエストラインや、ブラックアウトしたサイドパネルによって引き締まって見え、ドア下のキャラクターラインもシャープさを添えている。

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