利用しやすくなったカーシェアリング「Times PLUS」――7月からBMW MINIを導入

» 2010年06月01日 15時11分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 マツダレンタカーとパーク24が提供するカーシェアリングサービスが、6月1日より「Times PLUS(タイムズプラス)」としてサービスを刷新した。7月中旬からは、「BMW 116i」を13台、「MINI One」を10台導入する。

Times PLUS

 Times PLUSでは、利用料金をベーシック(国産車)15分200円、プレミアム(輸入車)15分400円に統一。月額利用料金1000円には、1000円分の無料利用分(ベーシックで75分)を含み、利用促進を狙う。

 また、マツダレンタカー店舗での手続きが不要となる「インターネット入会」を新設。PCや携帯電話からの申し込みにより、会員カードを郵送で受け取ることが可能となった。

 Times PLUSは、国内に236ステーション、396台が展開中(北海道、東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、広島県、福岡県、沖縄県)。すべての車両に、ジュニアシート(10歳以下の子供を対象とした補助シート)を搭載する。

Times PLUS ICカードを車両のカードリーダーにかざしてロックを解除(左)。運転キーはグローブボックス内にある(右)
Times PLUS MINI Oneのスマートキーは、奥に見えるくぼみにセットする(左)。大きく見やすいセンターメーター(右)

 PCからの予約では、ステーション別、最寄駅名別、車種別、空き状況別に検索が可能になった。また、携帯電話からはGPSを利用して最寄ステーションを探したり、過去の予約履歴やお気に入り登録をしたステーションを選択したりできるようになった。

 今後導入予定の車両には、カーナビゲーションシステムに「Times PLUSメニュー」を追加。カーナビ画面で時間延長(30分、60分、120分)をしたり、返却地までのナビゲーションを1発で呼び出したりできるようになる。

 マツダレンタカーによると、「カーシェアリングサービスの1回あたりの利用時間は、全国平均で2時間30分から3時間程度。当初の想定よりも長めの利用が多い傾向にある」という。

Times PLUS 7月中旬から導入予定の「MINI One」

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