第32鉄 ハッピーバースデイ! だから四国へ行こう杉山淳一の +R Style(2/6 ページ)

» 2010年05月07日 12時59分 公開
[杉山淳一,Business Media 誠]

 ちょっとは四国らしい場所にも寄っておきたい。鳴門駅からバスに乗り継いで遊覧船を楽しんだ。今回乗船した「アクアエディ」号は小型ながら、水中展望室を備えている。鳴門の渦を真横から見物できるという趣向だ。鳴門の渦潮は潮の満ち引きによって見られる時期や時間帯がある。水中展望船なら、渦がない時期も穏やかな海中散歩ができるというわけだ。遊覧船の待合所にあるおみやげ屋さんで「わかめ酒」なる瓶を見つけた。中年オヤジらしいネタ土産としていかがだろう……というのは、大人向けの話題。

alt うずしお観潮船「アクアエディ」
altalt 水中の渦潮の様子を眺められる

 高徳線に戻って徳島駅へ。日も暮れたので本日は徳島泊。初日にしてはちょっと短かったな、と思いつつ、ビジネスホテルにチェックイン。徳島といえば阿波踊りだ。繁華街から眉山へ向かって歩いていくと阿波踊り会館がある。ここにはステージがあって、毎日、阿波踊りを実演している。入場料は700円。夜の公演は約50分。女性の色っぽい踊り、男性のたくましい踊り、こどもたちのかわいらしい踊りを楽しめる。ラストは簡単な講習があり、観客も踊って大団円。これは意外と楽しいひとときだった。

alt 黄金色に輝く「阿波踊り会館」
alt 有名な「連」が日替わりで公演する

 なお、阿波踊り会館の5階からは眉山ロープウェイが出ている。徳島平野が一望できるし、夜間運行をする時期は絶品の夜景を楽しめるそうだ。しかし、私が訪れたときは夜間運行がなかった。残念。

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