写真で解説する「911SH」(1/2 ページ)

» 2006年11月20日 21時08分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 「911SH」

 シャープ製の3G端末「911SH」は、“AQUOSケータイ 2nd Model”と銘打たれたワンセグ対応モデルで、ヒット作“AQUOSケータイ”「905SH」を進化させた後継機種だ。特徴的なサイクロイドスタイルはそのままに、メインディスプレイを大型化した。厚さは22ミリで905SHの27ミリから5ミリ薄くなるなど、ソフトバンク端末らしいスリムさを目指している。重さは138グラムと、905SHから2グラム軽くなった。大型化したディスプレイと薄くなったボディはもちろん、メニュー表示の速度やYahoo!ケータイへのアクセスが速く、905SHと比べてサクサク動くことに進化を感じた。

 メインディスプレイは、3インチワイドQVGA(240×400ピクセル)のモバイルASV液晶(最大26万色表示)を採用。2.6インチだった905SHより、面積比で134%大きくなったほか、色の再現性を示すNTSC比が約30%アップ(905SH比)し、より鮮やかな色合いを表現できる。また、色彩を強調し鮮明な描画を行う「SV(SuperVivid)エンジン」を搭載し、標準/ダイナミック/映画の3つのモードから好みの画質を選択できる。コントラスト/黒レベル/色の濃さ/色合い/シャープネスなどの個別設定も可能だ。サブディスプレイは、2行全角6文字表示(72×26ピクセル)に対応するモノクロ液晶ディスプレイで、ハーフミラー仕上げになっている。

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 カラーバリエーションはブラック/ホワイト/シルバー/バイオレットピンク/ネイビー/シャンパンゴールド/ピンクの7色。標準色展開(限定色やボーダフォンモデルを除く)としては、ソフトバンク最多のカラーバリエーションだ。

 またボディの仕上げは2種類で、ブラック/ホワイト/シルバー/バイオレットピンクの4色は光沢のあるグロス仕上げ、ネイビー/シャンパンゴールド/ピンクの3色は、905SHと似たようなストライプ仕上げだ。仕上げをそれぞれ変えていることについては、「905SHと同様の仕上げだけでなく、光沢のあるボディを望むユーザーもいる。幅広いニーズに応えるために、2つの質感を用意した。また、それぞれの仕上げを好む層は違っているため、ターゲットユーザー層にあわせたボディカラーにした」(説明員)としている。

photophoto 端末を閉じた状態と、開いた状態。カラーバリエーションの「ブラック」は光沢のあるグロス仕上げ。液晶背面はメタルアクセサリーを意識したデザインで、これは全色共通だ(左)。905SHでは十字キーとソフトキーをボディカラーと同じにし、ダイヤルキーなどをシルバーにしていた。911SHでは逆に、十字キーとソフトキーをシルバーに、ダイヤルキーをボディカラーと同じにしている(右)

photophoto 端末の左右側面。左側面には何も配置していない(左)。右側面にはヒンジ部側から、microSDスロット、イヤフォン/AV出力端子、サークルトーク起動用ボタン、ボリュームボタン、録画/シャッターボタン、充電用端子がある(右)

photophoto 端末の上面と底面。赤外線端子、ストラップホールは905SH同様にヒンジ部にある(左)。底面に外部機器接続端子を備える(右)

photophoto 裏面は905SHよりもすっきりとし、フラットになった。カメラの位置はよりヒンジに近づいている(左)標準の電池パックは3.7ボルト940mAhで、905SHの910mAhより容量が増えた(右)

photophotophotophoto 待受時のサブディスプレイは、時計・電波状況・電池残量を表示。表示は側面のシャッター/録画ボタンを押すことで、消灯→時計(大)→時計(小)→世界時計→日付付き時計と切り替わる。ハーフミラー仕上げのため、バックライト消灯時は表示内容を確認することができない
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