写真で解説する「W44S」(メディア機能編)(1/2 ページ)

» 2006年11月16日 23時34分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photophotophoto ソニー・エリクソン・モバイル製「W44S」。カラーはOlive、Black、Silverの3色を用意する
photo ヒンジ部に備わる[TV]キー。au Media Tunerの起動やメディアツールの切り替えがこのキーで行える

 ソニー・エリクソン・モバイル製「W44S」の特徴は、3インチワイド液晶と横位置の「モバイルシアタースタイル」、そしてワンセグ+デジタルラジオチューナーの搭載を軸とした、多彩なメディアへの対応にある。

 W44Sはワンセグ/デジタルラジオ/EZチャンネルプラス再生機能をひとまとめにした「au Media Tuner」というアプリを搭載する。同一アプリであるため、ユーザーはそれら機能の区別をほぼ感じず、シームレスにメディアを切り替えて視聴できるのが特徴だ。


photophoto モバイルシアタースタイル時に表示される「シアターメニュー」。ソニー製レコーダーなどに採用するUI「XMB(xross media bar)」にちょっと似ている(操作は左右キーと決定キーのみだが)。横位置スタイルならフル画面でワンセグ放送が視聴できる
photo 例えばモバイルシアタースタイル(横位置)でフル画面、ケータイスタイル(縦位置)ではデータ放送付きで視聴する使用スタイルが想定できる。ちなみにモバイルシアタースタイルは、通常の折りたたみ端末ではヒンジがある丸く切り取られたような部分に親指がフィットするので、左手で持つと都合がよい

 2006年12月1日より実用化試験放送を開始するデジタルラジオ放送は、高音質な音声放送のほか、BMLでスタジオ内映像や現在オンエア中の楽曲情報や番組に関連した文字情報や静止画/簡易動画も放送する。例えば音楽番組では、データ放送から直接、そのアーティストの「着うたフル」データやコンサートチケットが購入できるようなサービスを展開していく予定となっている。

photophoto デジタルラジオ放送の一例。オンエア中の楽曲情報のほか、スタジオの様子なども配信できる。W44Sでは放送の録音/キャプチャーにも対応する
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photophotophoto デジタルラジオ放送の特徴の1つである「放送波ダウンロード」が便利そうだ。インターネット経由ではなく放送波を使って、容量の大きな着うたフルデータやビデオクリップをまずダウンロードする。追って認証手続きはEZwebで行うという仕組み。ダウンロード速度はそれほど速くはないようだが、着うたフルデータ数Mバイト分パケット代が浮くという考え方もできる
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