KDDIは、携帯電話初のデジタルラジオ対応端末「W44S」を12月上旬から発売する。
W44Sは縦方向と横方向の開閉に対応した新機構「デュアルオープンスタイル」を採用したWIN端末。高音質な音楽放送を楽しめる「デジタルラジオ」に加え、FMラジオ、ワンセグ放送も楽しめる。
デュアルオープンスタイルは、折りたたみ型端末の使い勝手と、横長ワイド画面の利便性を両立させた新機構。横方向への開閉時専用のメニュー画面「シアターメニュー」も用意され、直感的なアイコン表示で「ワンセグ」やLISMOの新サービス「ビデオクリップ」などのAV機能を利用できる。デジタルラジオとワンセグ、EZチャンネルプラスの3つのメディアは一元的に統合され、それぞれのメディア間を専用の「TVキー」でテレビ番組のチャンネルを変えるように切り替えられる。
TOKYO FMとfm osakaが放送するチャンネルで提供する放送インフラを利用したファイルダウンロードサービスにも対応。番組のDJがリコメンドする曲の「着うたフル」やビデオクリップを、放送派を経由したパケット料無料でダウンロードできる。
スピーカーはダイヤルキー面の両サイドに16φの大型3Dサラウンドスピーカーを装備。従来機に比べてスピーカー間の距離が広く、口径が大きいため立体的で迫力のあるサウンドを楽しめるという。また秋冬モデルから採用されたDBEX機能を備えるため、原音に近い音で音楽番組などを視聴できる。
メインディスプレイは、ソニーのテレビ「BRAVIA」の高画質技術を採用した3インチディスプレイを装備。手振れ補正機能を備えた320万画素カメラを搭載し、「デコレーションメール」「EZ FeliCa」「EZニュースフラッシュ」「PCサイトビューアー」などのサービスにも対応する。
なおKDDIは、11月17日から同端末を東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで展示する。
項目 | スペック |
---|---|
サイズ | 49×101×24ミリ(ヒンジ部/アンテナ部除く) |
重さ | 約146グラム |
連続通話時間 | 約210分 |
連続待ち受け時間 | 約270時間 |
メインディスプレイ | 最大26万色相当の3インチ半透過型TFT液晶(240×432ピクセル) |
サブディスプレイ | 0.9インチモノクロ液晶(120×27ピクセル) |
カメラ | AF付き317万画素(CMOS) |
ワンセグ連続視聴時間 | イヤフォン出力時4時間、スピーカー出力時約3時間45分 |
番組録画時間 | 最大約38分 |
デジタルラジオ連続視聴時間 | イヤフォン出力時、スピーカー出力時ともに約5時間 |
データフォルダ | 115Mバイト |
外部メモリ | メモリースティックDuo、メモリースティックPRO Duo(最大4Gバイトまで対応) |
日本語入力 | POBoxPro/Advanced Wnn V2 |
電子コンパス | ○ |
ボディカラー | ブラック、シルバー、オリーブ |
主な対応サービス | 着うたフル、EZ・FM、EZチャンネルプラス、EZテレビ、EZナビウォーク、EZニュースフラッシュ、EZ FeliCa、EZケータイアレンジ、デコレーションメール、グローバルエキスパート、PCサイトビューアー、赤外線通信、MSミュージック、LISMO |
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