番号ポータビリティ開始後のキャリア変更、「他キャリアからau」の意見が顕著に

» 2006年07月14日 23時14分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは7月14日、番号ポータビリティ導入後のキャリア変更予定に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は7月4日から6日。同社が運営する無料メール転送サービス「CLUB BBQ」のリサーチモニター会員を対象に、Webと携帯で調査を行った結果をまとめたもの。有効回答数は1895名。

 同調査によると、キャリアを変更する予定はないと回答したユーザーは8割に達した結果となった。中でもauユーザーの89%が変更予定はないと回答する。ドコモの77.6%、ボーダフォンの73%と比較すると、10ポイント以上高い満足度を示していることが分かった。

 なおキャリア変更を予定するユーザーへの問いでは、「ドコモからau」が80.9%、「ボーダフォンからau」が74.5%と、auへの乗り換えを考えるユーザーの多さが目立つ。対して「auからドコモ」は56.8%、「auからボーダフォン」は43.2%となった。現ドコモユーザー、ボーダフォンユーザーが挙げるauへの移行動機は「総合的に判断」が47.6%と最多で、「サービス価格」が26.7%、「機能面」が18.7%と続く。

 また「利用料金が安くなるなら、必要ない機能は」という問いについて、ドコモは39%のユーザーが、ボーダフォンも41.5%のユーザーが「テレビ電話は不要」と答えている。ちなみに同等機能の存在しないau端末では、32.7%がゲーム(アプリ)を挙げている。

 対して便利な機能・あってほしい機能への問いには、「QRコード読み取り機能」が34.5%、次いで「テレビ機能」(ワンセグ、アナログ含む)、「おサイフケータイ機能」に支持が集まった。

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