写真で解説する「SO902iWP+」(1/2 ページ)

» 2006年05月12日 07時22分 公開
[園部修,ITmedia]

 ソニー・エリクソン初のFOMA端末として登場した「SO902i」発売から約50日。早くも第2弾となるストレート型の新モデル「SO902iWP+」(5月11日の記事参照)が登場した。

 最大の特徴は、IPX7(JIS保護等級7)相当の防浸仕様(2005年11月18日の記事参照)を備えている点で、「水深1メートルまでの水中に沈めても、30分間は有害な影響を生じる量の水が流入しない」という。このため水中でもメールを書いたりできる。また泥やホコリにも強く、表面は水で洗うことも可能で、風呂場や海辺、スキー場などでも安心して使える。

Photo 発表会場では実際に端末を水中に沈めた状態でも展示していた

 ちなみに型名につけられた「WP+」には、「Water Proof(防水)によって、携帯の利用シーンがさらにプラスされる」(説明員)といった意味が込められているという。902iシリーズを購入するようなハイエンド志向のユーザーの中でも、特にアクティブな層をターゲットとして想定している。ボディーカラーは側面にオレンジ色のアクセントをつけたアクティブホワイトと、黒とグレーのツートーンカラーとなるシティダークの2色を用意した。

PhotoPhoto ディスプレイ面とカメラユニットがある背面側、どちらも前面であるという「デュアルフロントデザイン」を採用
PhotoPhoto 左側面には「どこでもキーロック」とプッシュトークボタンを、右側面にはカメラキーとズームを兼ねるマナーキー、メモキーなどを備える
PhotoPhoto IPX7の防水仕様に準拠しており、水の浸入を抑えるためコネクタ部などにはゴム製のパッキングが取り付けられている

 SO902iWP+の外観は、SO902iによく似ている。実際に横に並べてみると、サイズが若干大きくなった程度で、側面のボタンやコネクタの配置はそっくりだ。それもそのはずで、SO902iWP+はSO902iをベースに開発されている。

Photo SO902i(左)とSO902iWP+を並べたところ。外形寸法が幅で4ミリ、高さで5ミリ、厚さで1ミリ増えているが、それほど大きくなったという印象はない

 よく見ると、ダイヤルキーの形状は「premini-II」で採用されていた細長く背の高いものになっているのがわかる。ただ、キーはpremini-IIのように横一直線に並んでいるのではなく、中央のキーを半段ほど下げ、さらに若干くぼませて配置しているのがユニークだ。キーのタッチは比較的硬めとなっている。

PhotoPhotoPhoto 左の写真のようにキー配列はSO902iと変わらない。ダイヤルキーの形状は細長く背が高い「premini-II」のものと似たスタイルだ。中央のキーを半段ほど下げ、さらに若干くぼませて配置している

 ボディには3カ所に状態を表示するLEDが搭載されている。上部の左右には、FeliCaの通信が行われると光と振動で知らせる「FeliCaサイン」を用意。FeliCaリーダー/ライターの通信圏内に入ると点灯し、実際に通信が行われると点滅する。また上部中央には着信を知らせるLEDがある。こちらは12色の中から好みの色が指定でき、全色を表示する設定も可能だ。充電時には本体左下にあるLEDが赤く点灯する。またダイヤルキーは中央部がうっすらと白く光る仕様で、高級感を醸し出している。

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