KDDIは3月8日、2月に発売した春モデルの2機種、「W41CA」と「W41H」で、ソフトウェアに不具合が生じる場合があると発表した。両機種で発生する現象は2点ある。
1つはペア機能設定画面で、登録してあるペアの相手のアドレス帳データ(電話番号やメールアドレスなど)がスクロール表示中に、発信や終話キーを押すなどして別の画面に異動した場合、端末が省電力モードへと移行しなくなるという。その結果、連続待ち受け時間が通常より短くなる。ただし一度電源を切って入れ直せば、正常に省電力モードへ移行するようになる。
もう1つは「au Music Port」で、CDからリッピングした楽曲データをminiSDカードに転送して再生すると、音がこもったように聞こえることがあるというもの。
いずれもソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」を利用して、問題を修正したソフトウェアに更新できる。ソフトウェアの更新が必要かどうかは[決定]キー→[5]→[7]と入力すれば確認できる。
この問題の対象となる台数はW41CAが16万6000台、W41Hが4万7000台。今後出荷する端末については、現在販売店の店頭にあるものも含め、修正済みのソフトウェアが搭載される。
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