電気通信事業者協会(TCA)は5月11日、携帯電話/PHSの2005年4月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は43万7700増えて、8743万5300。
グループ名 | 2005年4月純増数 | 累計 |
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ドコモ | 25万0700 | 4907万5600 |
au(KDDI) | 23万8100 | 1978万0500 |
ツーカー | −1万1600 | 357万8000 |
ボーダフォン | −3万9500 | 1500万1200 |
携帯電話の契約者数を見ると、単月で純増トップに立ったのはドコモ。4月は約25万の純増を記録した。しかしauも好調で、23万8100でその純増数は接近している。
ツーカーは2月から純減傾向が続いており、4月は1万を超える純減。ボーダフォンはさらに減少幅が大きく、4万近い純減を記録した。
ドコモは相変わらず、3G契約者の伸び幅が大きい。4月は約74万の純増を記録しており、PDCの約49万減を補った。auは3Gユーザーが約31万増。WINの契約者数は363万台に達した。
ボーダフォンは、3Gユーザーが約14万増えた。ただしPDCの純減は補えずトータルで4万の純減という結果に終わった。
グループ名 | 2005年4月純増数(3G) | 累計(3G) | 3G率 |
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ドコモ | 73万9200 | 1223万9900 | 24.9% |
au(KDDI) | 31万3400 | 1824万8400 | 92.3% |
ボーダフォン | 14万1300 | 105万8500 | 7.1% |
auのBREW対応端末が、ついに1000万台を突破。2003年2月にBREWに本格対応した「A5304T」を投入以来、2年3カ月で大台に乗せた。着うたフル対応機も200万台に迫る勢いで、ハイエンド機の伸びも順調だ。
キャリア | カメラ | ムービー | アプリ | GPS | 着うた | Web |
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NTTドコモ | 3741万9900 | − | 約3050万 | − | 非公開 | 4428万9500 |
au(KDDI) | 1714万 | 1628万 | 1050万(BREW) | 1212万 | 1621万(うち着うたフル184万) | 1670万1700 |
ボーダフォン | 1252万9800 | 523万4800 | 925万8800 | - | 非公開 | 1282万8300 |
PHSは、ウィルコムが伸びている。3月も3万3000の純増と好調だったが、4月はこれをさらに上回る6万の純増を記録。PHS業界では完全な“1人勝ち”体制に入った。
全国すべての支店で純増を達成したのは「8年ぶりの快挙」だとウィルコム。6万の純増は、「音声定額を評価したうえでの増加がほとんどで、(ドコモからの)移行分はまだそれほど大きな数字としては出てきていない」(ウィルコム)という。
既にPHS撤退を発表しているドコモは(2月28日の記事参照)、6万を超える純減。各地で撤退が続くアステルグループも(4月26日の記事参照)4600の純減と、ふるわないでいる。ちなみに、PHS全体では4900の減少を記録している。
グループ名 | 2005年4月純増数 | 累計 |
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ウィルコム | 6万0600 | 309万2100 |
ドコモ | −6万0900 | 125万3200 |
アステルグループ | −4600 | 12万6100 |
累計 | −4900 | 447万1400 |
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