NECと松下通工など、3G端末事業展開で中国に新会社NECと松下通信工業、中国の華為技術有限公司は6月3日、第3世代(3G)携帯端末の普及と市場拡大を目指し、新会社「COSMOBIC Technology」(上海宇梦通信科技有限公司)を設立したと発表した。 新会社は上海市に設立。資本金800万ドルはNECと松下通工が47%ずつ、華為が6%を出資した。 新会社は、NECと松下通信が共同開発した通信コア技術のサブライセンスや、同社が新たに開発した技術のライセンスをセットメーカーや半導体メーカーに供与する。またアプリケーション開発や、相互接続性テストなどの受託事業も展開する。6月末に業務を開始し、年内に人員100人体制とする。 NECと松下は2001年8月、携帯電話事業での提携を発表。新会社は提携による成果の「発信基地」と位置付け、3G市場の拡大をグローバルに加速させるのが狙いだ。新会社を中国に設立したのは「NECと松下にとって世界最大級の市場ではり、最大の携帯電話製造国である中国に拠点を置くことで存在をアピール」し、中国での事業展開に必要な情報・人材の収集や現地キャリアとの関係強化に有利と判断したためと説明している。 関連記事 3G携帯のNEC・松下連合――目指すは世界市場 関連リンク ニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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