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8時間以上の空腹は飢餓状態!? 朝食を食べないとどうなる (1/2)

みなさんは毎日しっかりと朝食をとっていますか? 当たり前のように朝食を食べない人がいるようですが、体調不良を感じているケースも多いようです。

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 みなさんは毎日しっかりと朝食をとっていますか? 最近では当たり前のように朝食を食べない人が増えてきているそうです。もしかすると日々感じているその体の不調はその習慣が原因なのかもしれません。どうして朝食をとることが体に良いとされているのか、その理由を探りたいと思います。

脳が利用できるエネルギー源はブドウ糖だけ

 眠っている間にも脳は休まずに働いていますが、そのエネルギー源はブドウ糖、すなわち炭水化物からしか供給されません。睡眠中に使用されるブドウ糖は夕食時に食べた炭水化物からきているものです。例えば、前日の夕食の時間を20時とし、翌日朝6時に起床したときには10時間の空腹の時間があります。

 食事からのブドウ糖を使用できるのは約8時間なので、朝起きた時点で既に、夕食から摂取したブドウ糖は全て使われてしまっているということになります。

実は太る? 朝食抜きダイエット

 夕食から摂取したブドウ糖は睡眠中にほとんど使われてしまいますので、体は飢餓状態と認識してそれに応じた反応をします。朝食をとる人であればその飢餓状態である時間がわずかですみますが、朝食を抜く習慣のある人は脳の唯一の栄養であるブドウ糖が慢性的に不足している可能性があります。

 脳に送るブドウ糖が少なくなってきたときは、肝臓が血液中のアミノ酸(タンパク質)からグルコース(ブドウ糖)を作り出し、脳に栄養を送る糖新生という仕組みが働きます。しかしこの状態が長く続くと血中のアミノ酸が減ってしまい、筋肉にあるタンパク質を分解して血中にアミノ酸を放出し糖新生を行うため、筋肉量が減ってしまいます。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、脂肪を燃焼しづらくなるため太りやすい体となってしまいます。

 中にはダイエットを理由に朝食をとらないという人もいるかもしれませんが、その結果実は自分で太りやすい体質を作ってしまっていたのです。

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