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仕事をしたら“ドーナツの味”が見えてきた:

ミスドとセブンのドーナツ、味はどのくらい違うの? 味覚センサーで分析 (2/5)

セブン-イレブンがドーナツ市場に参入する。「形がミスタードーナツとそっくり」といった声がでているが、味もそっくりなのか。「味覚センサー」を使って、セブンとミスドのドーナツを分析してもらったところ……。

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セブンよりもミスドのほうが「甘い」

土肥: 今回の取材前に、ミスドとセブンのドーナツを食べ比べてみました。どちらがおいしいというコメントは控えさせていただいて、気になったことがひとつ。形がよく似たドーナツの味を比べたところ、3種類ともセブンよりもミスドのほうが“甘かった”こと。

 ミスドは長年、ドーナツの販売に携わってきたので、味には自信を持っているはず。多くの日本人にとって「ドーナツ=ミスド」という公式ができあがっているので、セブンはどうしても特徴を出していかなければいけない。なので、甘さを強くしているのかなあと思ったら、意外にも甘さは控え目でした。

鈴木: ドイさんがご指摘されたように、味覚センサーの数値をみると、3種類ともセブンよりもミスドのドーナツのほうが「甘い」ですね。

土肥: やっぱり。


味覚センサーで分析すると、セブンのドーナツのよりもミスドのドーナツのほうが甘い

鈴木: 甘味の数値差をみると、すべて0.2以上ありますね。0.2以上あるということは、95%の人が「セブンよりもミスドのドーナツのほうが甘い」と認識できるんですよ。

 このことから何が言えるかというと、セブンのドーナツは「大人向け」を狙っているのではないでしょうか。ドーナツを開発するときに「既存のドーナツとは違う味にしよう」という話になって、「じゃあ、甘さを控え目にして、大人の人たちに食べていただこう」といった戦略がうかがえますね。

 特に、ミスドの「ダブルチョコレート」とセブンの「ダブルチョコドーナツ」に特徴が出ていますね。甘味の数値をみると、ミスド3.70に対し、セブン3.47。

左:左手前ミスドのダブルチョコレート、右:左手前セブンのダブルチョコドーナツ

土肥: 差は0.23ですよ。それよりもミスドの「ポン・デ・リング」は4.05、セブンの「もちもちスイートリングドーナツ」は3.71。その差は0.34もありますよ。

左:左手前ミスドのポン・デ・リング、右:左手前セブンのもちもちスイートリングドーナツ

鈴木: 甘味だけでなく、苦味にも注目してください。ミスドの「ダブルチョコレート」は1.14ですが、セブンの「ダブルチョコドーナツ」は1.77。その差は0.63もあります。セブンのダブルチョコは食べて「にがい!」と感じるレベルではありませんが、「ちょっとビター感があるな」という印象を持たれる人が多いでしょうね。


味覚センサーの結果

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