検索
インタビュー

競争せず、適応しているだけ? 彼氏・彼女ができない理由は2つ仕事をしたら“動物”のことが分かってきた(後編)(4/5 ページ)

明治安田生活福祉研究所が行った調査によると、20代独身男性「現在恋人がいる」のは22%、30代独身男性では同15%という結果に。数年前から「草食男子が増えてきた」と言われているが、その背景には何があるのか。動物行動に詳しい、竹内久美子さんに聞いた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

美人を選んでください

土肥: 20〜30代男性の間で「彼女がいない」人が多いわけですが、どうすればいいのでしょうか?

竹内: 美人を選んでください。

土肥: なっ! そんな美人だなんて……簡単には無理ですよ。

竹内: もし美人の部屋がとんでもなく汚くても、性格が最悪だったとしても、その女性を選んだほうがいいですね。

土肥: どういうことでしょうか?

竹内: 外見こそが中身を知る手掛かりなんですよ。例えば、クジャクのメスは、絢爛豪華(けんらんごうか)なオスを選ぶ。なぜか。もし寄生虫などにやられていたら、キレイな羽にはなりません。なので、キレイな羽というのは「このオスは健康」「このオスは質がいい」ということを知る手掛かりになるんですよね。

土肥: 羽は嘘つかない……ですね。

竹内: 他の鳥(オス)も歌のうまさであったり、ダンスのうまさなどで、メスにアピールします。なぜそんなことをするかというと、歌がうまいとかダンスがうまいということは、そのオスの生殖能力が高いとか、健康であるなど、質がいいことを意味します。

土肥: 手掛かりなわけですね。


クジャクのメスは、絢爛豪華なオスを選ぶ(出典:tonyhall)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る