「給食に毎回牛乳」はアリ? ナシ?
「牛乳」といえば、給食の定番メニュー。「給食の牛乳」の廃止を検討している自治体もあるが、給食に毎回牛乳が出ることはアリなのだろうか、ナシなのだろうか。20〜60代の男女に聞いた。オウチーノ総研調べ。
「牛乳」といえば、給食の定番メニュー。「給食の牛乳」の廃止を検討している自治体(新潟・三条市)もあるが、給食に毎回牛乳が出ることはアリなのだろうか、ナシなのだろうか。
20〜60代の男女に聞いたところ「毎回牛乳を出したほうがいいと思う」と答えたのは51.0%、「給食の内容によって、牛乳を出す/出さないを区別したほうがいいと思う」が41.2%、「牛乳は出さないほうがいいと思う」が7.8%であることが、オウチーノ総研の調査で分かった。
「毎回牛乳を出したほうがいいと思う」と答えた人にその理由を聞くと、「カルシウムが摂れるから」「栄養があるから」といった栄養面を挙げる人が最も多かった。次に「成長期に必要な栄養分だと思うから」「健康によいから」と続いた。
一方、「給食の内容によって、牛乳を出す/出さないを区別したほうがいいと思う」と答えた人にも理由を聞いたところ「和食に牛乳は合わないから」がトップ。次いで「タンパク質やカルシウムは、牛乳でなくても十分に摂れるから」「同じ味だと飽きるから」「アレルギーの子どももいるから」と続いた。
給食の組み合わせ
今回の調査で「和食と牛乳は合わない」という意見が目立ったが、そういった給食の組み合わせや栄養バランスについて、どのくらいの人が疑問を持ったことがあるのだろうか。この質問に対し、「何度もある」と答えたのは11.4%、「たまにある」が14.4%、「ほとんどない」が56.4%、「全くない」が17.8%だった。
「組み合わせ」に関して「うどんとパンが一緒に出てくることがあり、炭水化物ばかりだと感じた」(女性24歳)、「パンと味噌汁が一緒に出たことがある」(男性36歳)といった意見があった。このほか「分量が多過ぎた」(女性55歳)、「対格差が考慮されていない」(女性53歳)などの声があった。
インターネットによる調査で、20〜69歳の男女832人が回答した。調査期間は7月18日から22日まで。
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