インタビュー
30年前に生まれた自販機アイスが、今も増え続けているワケ:仕事をしたら“アイス”ができた(3)(1/5 ページ)
「セブンティーンアイス」をご存じだろうか。ショッピングセンターや公園などで設置されている自販機アイスのことだが、登場してから今年で31年目。商品を扱っている江崎グリコに売れ続けている理由を聞いた。
いきなりだが、「セブンティーンアイス」をご存じだろうか。「ん? サーティワンではなくて?」と思うかもしれないが、ショッピングセンターや公園などで設置されている自販機アイスのことだ。
外で遊んでいるときに「暑い。アイスを食べたい」と思っても、近くにコンビニやスーパーがないことも。そんなときに、自販機でアイスを購入して、食べたことがある人も多いのでは。
自販機で販売されている「セブンティーンアイス」――実は歴史が長く、2015年に三十路を迎える。自販機は現在も全国各地に設置数を増やしていて、その数は2万台に迫る勢いだ。また、2013年度の売り上げをみると、過去2番目。販売している江崎グリコに聞いたところ「今年度(2014年度)は過去最高の売り上げにしますよ」と鼻息が荒い。
セブンティーンアイスといえば、コーンタイプやスティックタイプなどがあるが、なぜ30年ほど売れ続けているのか。ロングセラーの秘密を、同社マーケティング部の亀井正恵さんに話をうかがった。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。
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