調査リポート
スマホアプリ、口コミで知る人は約3割――大多数は「ストアを見て」:有料アプリを購入する人は約4割(1/2 ページ)
利用しているスマホアプリを知ったきっかけについて、アプリストアで見つけたという人が約6割いる一方で、口コミで知る人は3割強にとどまっていることが分かった。ミクシィ調べ。
今使っているスマートフォンアプリを知ったきっかけは何ですか? ミクシィがスマートフォン利用者に聞いたところ、口コミよりもアプリストアで見つけるパターンの方が多いことが分かった。「なんとなくストアを眺めていて」と答える人が66.6%にのぼった一方で、「友人や知人からの紹介」については34.2%にとどまっている。
アプリ利用者の半数以上が、利用中のアプリを友人や家族に勧めた経験があるという調査結果も出ているが、人から勧められるよりも、自分で見つけたアプリをダウンロードする方が多い傾向があるようだ。
レビューを気にする人は75%以上
ダウンロード時にスクリーンショットを見るか、という問いに対しては「1枚目だけ読む」が22.2%、「2枚目以降も読む」が43.3%となった。レビューの数については、29.8%が「いつも気にする」、46.3%が「ときどき気にする」と答えており、ミクシィは「アプリの情報を得てからダウンロードしている人が多い」とコメントしている。
関連記事
- ミクシィの笠原社長が退任、朝倉祐介氏が代表に
「mixi」「Find Job!」などを立ち上げたミクシィの笠原社長が退任、会長として新規事業立ち上げに専念する。後任の朝倉氏は、マッキンゼー、ネイキッドテクノロジー出身の30歳。 - 事実上の“足あと”復活――mixiの考える「ユーザーファースト」とは何か
2011年、反対するコミュニティの参加者26万人、署名1万7000通というユーザーの強い反発を押しのけて廃止した「足あと」が、1月22日に「リアルタイム訪問者」という形で復活した。このタイミングで復活したのはなぜか、新機能と旧足あとの機能の違いとは……? - 短期集中連載・mixiはどこへ行く?:最終回 1500万人を満足させることは可能か――問われる「ネットベンチャーの雄」の舵取り
登録ユーザー数2337万人、アクティブユーザー数1537万人――圧倒的なユーザー数を誇るmixiは「国産の情報社会インフラ」ともいえる存在だ。しかしmixiは今、大きなトレンドの変化の中で、いくつかのジレンマと戦っている。 - 短期集中連載・mixiはどこへ行く?:第3回 足あと廃止は改悪なのか、進歩なのか――ユーザーコミュニケーションの重要性
2011年6月、mixiが「足あと機能」をやめ、「訪問者」機能に変更したことは大きな波紋を引き起こした。反対するユーザーの署名をコミュニティの代表者が運営側へ手渡しする、という事態になったのだ。「足あとをやめたのではない、機能改善の途中なのだ」というmixiの意図とは? 原田副社長のロングインタビューを掲載する。 - 短期集中連載・mixiはどこへ行く?:第2回 サービス開始から2カ月、「mixiページ」は今どうなっているのか
アクティブユーザー1500万人を抱える日本最大のSNS、mixiのこれまでとこれからを考察する本連載。今回は開始1カ月半で12万ページが作られた「mixiページ」と、「mixiタウン構想」について見ていこう。 - 短期集中連載・mixiはどこへ行く?:第1回 mixiを使っているのは誰なのか、そして新インタフェースの理由
国産老舗SNSであるmixiは、さまざまな機能を取り込みながら成長を続けている。本連載では、笠原社長、原田副社長へのロングインタビューを元に、mixiのこれまでとこれからの変化について考察する
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.