転職サイトを運営するビズリーチが年収750万円以上のビジネスパーソンの英語力を調査したところ、英語レベルが高い人ほど年収が高く、年齢が上がるほどその傾向は顕著に高まっていることが分かった。
英語力別の平均年収をみると、ネイティブが1354万円、ビジネスレベルが1174万円、日常会話レベルが1037万円、基礎会話レベルが1003万円、英語を話さない人が976万円。ネイティブと英語を話さない人では378万円の差となった。
また同社が運営するサイト経由で転職を成功した人の約8割が日常会話レベル以上(ネイティブ5%、ビジネス会話レベル50%、日常英会話レベル22%)だった。
今回の調査結果を受けて、同社の南壮一郎社長は「日系企業の海外進出が加速し、また海外とのやり取りが増える中、マネジメント職では、英語力が必須であることが多い。英語力が高ければ高いほど、市場価値が高まり、キャリアの選択肢が広がる傾向にある。日本経済のグローバル化が加速する中、生き残りを図るためには、英語力は大きな武器になると言えるのではないか」とコメントした。
調査対象はビズリーチ会員のビジネスパーソン11万人。調査時期は6月。
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