調査リポート
あなたが思う“クール・ジャパン”コンテンツは? 「ドラゴンボール」や「ジブリ作品」が上位に(2/2 ページ)
アニメやマンガ、映像、ファッションなど、日本が強みとするコンテンツ産業が「クール・ジャパン」として最近、注目されるようになっている。具体的にどんな作品が「クール・ジャパン」と思うかを尋ねると、「ドラゴンボール」や「スタジオジブリ作品」などが上位に入った。東京工芸大学調べ。
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世界の子どもたちに見せたいジブリ作品は?
映画部門で断トツの人気を獲得しているスタジオジブリ作品。「スタジオジブリ作品を『クール・ジャパン』だと思う理由」を尋ねると、最も多かったのは「映像の美しさ、空間の表現力」で78.9%。以下、「世界観」(58.6%)、「映画で扱っているテーマ、メッセージ性」(57.3%)、「久石譲が手がける音楽」(48.4%)、「魅力的なキャラクター」(46.1%)が続いた。
「スタジオジブリ/宮崎駿映画で世界の子どもたちに見せてあげたいと思う作品」を聞くと、トップは「となりのトトロ」で80.5%。以下、「風の谷のナウシカ」(63.4%)、「千と千尋の神隠し」(63.4%)、「天空の城ラピュタ」(63.3%)、「もののけ姫」(56.1%)、「魔女の宅急便」(53.2%)、「火垂るの墓」(49.4%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は15歳〜49歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は4月30日から5月6日。
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