相場英雄の時事日想(木)
相場英雄(あいばひでお):1967年新潟県生まれ。1989年時事通信社入社、経済速報メディアの編集に携わったあと、1995年から日銀金融記者クラブで外為、金利、デリバティブ問題などを担当。その後兜記者クラブで外資系金融機関、株式市況を担当。2005年、『デフォルト(債務不履行)』(角川文庫)で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞、作家デビュー。2006年末に同社退社、執筆活動に。著書に『株価操縦』(ダイヤモンド社)、『ファンクション7』(講談社)、『偽装通貨』(東京書籍)、『みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意』(小学館文庫)、漫画原作『フラグマン』(小学館ビッグコミックオリジナル増刊)連載中。
「新聞や週刊誌を読まない、テレビのニュースも見ない」――。小説やコラムの取材をしていると、20代〜30代のビジネスパーソンの間から、頻繁にこんな声が漏れてくる。果たしてニュースの存在価値はなくなったのだろうか? 筆者は「否」と強調したい。ただ既存メディアの伝え方や取材手法の在り方には、さまざまな問題点・改善点がある。木曜日の時事日想は、通信社で17年間経済報道に携わり、現在もニュースを追う筆者が金融・経済、あるいはマスコミ界の問題点、社会全般の事象を特定のキーワードとともに読み解いていく。
新着記事
投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』:オリンパス元社長に渡したいバレンタインプレゼント
誠 Weekly Access Top10(2012年1月28日〜2月3日):最もマヨラーな都市は青森市
ITmedia News Headline
- 他人にメールパスワードを変更された──OCNで不具合(10日 20:03)
- バンダイナムコゲームス、コンテンツ開発機能を分社化(10日 19:40)
- ネット専業のライフネット生命がマザーズ上場へ(10日 19:28)
- FBI、1991年作成の故スティーブ・ジョブズ氏身元調査報告書を公開(10日 12:06)
- ライブチャットの「女神」、公然わいせつ容疑で逮捕(10日 11:58)
バックナンバー
アクセスランキング
- 東京駅ではどんなお土産が売れているの?(2012年02月07日)
- 実力だけじゃダメ、プレッシャー耐性も必要な時代に(2012年02月06日)
- 首都圏の沿線で、“学力偏差値”が高いのどこ?(2012年02月06日)
- 第2のイケアとなるのか 北欧の「100円ショップ」が上陸(2012年02月06日)
- 専門家に聞く、不気味な揺れが続く首都圏について(2012年02月09日)
- タバコを吸う本数と年収の関係(2009年10月20日)
- 正社員の平均年収は449万円、たくさんもらっている業種は?(2011年12月06日)
- 新幹線「300系」は、なぜスピードを追い求めてきたのか(2012年02月03日)
- 首都大地震で、“難民”があふれ返る危険なルート(2012年02月08日)
- 首都直下型“50%以下”に修正されたワケ(2012年02月07日)
記事一覧
「あれから1年」を前にこの本を――大メディアが伝えてこなかった話
震災発生から1年が経過する前に、読者に紹介したい書籍がある。それはノンフィクション作家・石井光太氏が綴った『遺体 震災、津波の果てに』。この作品を読めば、大メディアが伝えてこなかった事実を知ることができるはずだ。→続きを読む
(2012年2月9日)
ダルビッシュ会見にみる、“伝わる・伝わらない”の分水嶺
大リーグへの移籍が決まったダルビッシュ有投手が、札幌で会見を開いた。その映像を見て「ファンを大切にしているなあ」と感じた人も多いのでは。彼が会見で示した姿勢……それは日本の政治家に欠けているモノではないだろうか。→続きを読む
(2012年2月2日)
- (2012年1月26日)「あれから1年」を前に、大メディアには報じられない情報を
- (2012年1月19日)若きビジネスパーソンよ、「食べログ」なんかいらない
- (2012年1月12日)明らかにすべきこと、それは「東電とマスコミ」の関係
- (2012年1月5日)永田町のセンセイたちは、どっちを向いているのか
- (2011年12月22日)被災者の声を聞こう! そうすれば何かが見えてくる
- (2011年12月15日)え、この記事が一面に? 日経型スクープの限界
- (2011年12月8日)橋下徹氏と既存メディア離れの関係
- (2011年12月1日)3.11後の景色は「もう見だぐねぇ」……被災地で聞いた生の声
- (2011年11月24日)オリンパス問題で見える、メディアとアナリストの不気味な共通点
- (2011年11月17日)アナリストにも問題あり! オリンパスの損失隠し
- (2011年11月10日)“会見外バトル”を見て、記者は萎縮してはいけない
- (2011年10月27日)その「見出し」は適切か オリンパス騒動を巡る「?」な記事
- (2011年10月20日)“魔女狩り”ではダメ! 都の暴力団排除条例にひとこと
- (2011年10月13日)メディアに問題はなかったのか ノーベル賞報道の弊害
- (2011年10月6日)その燃費、基準はナニ? 消費者に誤解与える“低燃費”
- (2011年9月29日)食事をし、交通費をもらう……“ごっつぁん記者”なんていらない
- (2011年9月22日)格付けってナニ? 大手メディアにみる経済報道の地盤沈下
- (2011年9月15日)「タバコ1箱、700円」……軽すぎる&耐えられない閣僚の言葉
- (2011年9月8日)そろそろ引導を、“偉い記者”たちに
- (2011年9月1日)再び、被災地へ。何ができるかを考える
- (2011年8月25日)経済ニュースが、分かりにくい理由
- (2011年8月18日)円高報道がパターン化! ヒナガタ原稿なら子供にも書ける
- (2011年8月11日)日本のメディアも他人事ではない。廃刊に追い込まれた盗聴問題
- (2011年8月4日)誰のために報道しているのか 記事をパクる大手メディアよ
- (2011年7月28日)石巻日日新聞は何を伝えてきたのか
- (2011年7月21日)“職人萌え”ツアーはいかが? 新規投資ゼロ円の街おこし
- (2011年7月14日)「書いたらその社は終わり」と言われ、なぜ記者は怒らなかったのか
- (2011年7月7日)メディアが生き残る、キーワードは“主観”
- (2011年6月30日)東電社員よ、避難所に足を運んでいるのか
- (2011年6月23日)「東電とケンカをしても無駄。なぜなら……」――新潟県三条市の市長に聞く
- (2011年6月16日)なぜ被災者を受け入れたのか? 新潟県三条市の市長に聞く
- (2011年6月9日)言ってはいけない。被災した子どもに「がんばれ」と
- (2011年6月2日)天災の後は人災だ 壊れゆく地域社会
- (2011年5月26日)元朝日の高成田氏に聞く、なぜ震災で親を亡くした子供を助けるのか
- (2011年5月19日)被災者の声――それは壮絶だった
- (2011年5月12日)奇妙な鉄の棒の正体は? 被災地で見たもの
- (2011年5月10日)陸の孤島・雄勝町――津波に襲われた集落の姿
- (2011年4月28日)都知事の“天罰発言”を聞いたとき、被災者の感情は
- (2011年4月26日)大津波で崩れ去った石巻市――そこで見たものは
- (2011年4月21日)誰のための取材なのか 大手メディアと石巻日日新聞の違い
- (2011年4月14日)その“善意”が命を奪うかもしれない……SNSの隠れた凶暴性
- (2011年4月7日)被災者はワイドショーの素材ではない――報道被害の声を紹介する
- (2011年3月31日)“二次被害”をなくす方法はあるのか――目に余る震災報道
- (2011年3月21日)その報道は誰のため? 被災した子どもにマイクを向けるな
- (2011年3月14日)地方紙、テレビ、ラジオへ――被災者のためにTwitterでの情報発信を!
- (2011年3月10日)読むことができない発売前の記事……記者はこうして手にする
- (2011年3月3日)取材相手の顔を見ない、“タイピング記者”が増えている
- (2011年2月24日)“ポスト菅”はこの男でいいのか? 10%しか伝えない政治部のひずみ
- (2011年2月17日)警察小説の作り方が変わったワケ――ここでも団塊世代の影響か
- (2011年2月10日)とある会社役員の、記者を操る方法
- (2011年2月3日)NECとレノボの提携報道に見る、経済ニュースの“ガラパゴス化”
- (2011年1月27日)何度も言う。記者クラブを解放せよ!
- (2011年1月20日)記者の出世は“見えない壁”で決まる、歪な内情
- (2011年1月13日)ドラマの世界でも起きている! スポンサーに気をつかった規制
- (2011年1月6日)都条例より恐い“自主規制”……「表現の自由」は内側からも崩れる
- (2010年12月16日)内定をもらっても安心してはいけない……危ないメディアの見分け方
- (2010年12月9日)「芸能人を殴った男を確保」……なぜ“誤報”が流れたのか
- (2010年12月2日)ネット上に溢れる“一次情報”、メディアは生き残れるのか
- (2010年11月25日)こんな記者はいらない。“とんでもない新人”あれこれ
- (2010年11月18日)“漏れ”すぎた捜査情報……尖閣衝突事件を振り返る
- (2010年11月11日)尖閣ビデオを見て、民主党の“限界”が透けてきた
- (2010年11月4日)街を壊さないで……再開発を巡る“他所者視点”
- (2010年10月28日)何も語ってくれない人から、コメントをもらう方法
- (2010年10月21日)記者が、人事ネタを押さえるワケ
- (2010年10月14日)会社というものは、あなたを守ってくれない
- (2010年10月7日)為替報道に見る、“いんちき臭い”メディアの姿
- (2010年9月30日)“死んだ”に等しい検察は、蘇ることができるのか
- (2010年9月16日)検察よ、少し“傲慢”ではないか
- (2010年9月9日)やっぱりカネをもらっていた? 反論なしの大物記者たち
- (2010年9月2日)閣僚の軽い発言は、政治主導の弊害なのか
- (2010年8月26日)警察による“死因操作”はあるのか? 銀行トップの自殺を巡って
- (2010年8月12日)“御用聞きコメンテーター”を信じてはいけない
- (2010年8月5日)「秋田魂心会」に注目する! ご当地イベントの進化系
- (2010年7月29日)暴力行為、許すまじ……筆者が経験した恐い話
- (2010年7月22日)“危険なリーク”が、あちらにもこちらにも
- (2010年7月15日)“前打ち記事”は必要なのか 独りよがりのスクープ
- (2010年7月8日)暴力団を排除すれば……芸能界にも“飛び火”するかもしれない
- (2010年7月1日)どうなる? 財務省がビジネス書を出版したら
- (2010年6月24日)ダラダラ全文記事なんていらない――Webメディアの死角
- (2010年6月17日)マスコミは“白旗”をあげるべし! 官房機密費問題の副作用
- (2010年6月10日)どうした自動車ジャーナリスト! 事実を語らない裏事情
- (2010年6月3日)報道記者の“メモ”について、考える
- (2010年5月27日)“ボツ確実”でも取材せよ――不況下のマスコミ界でちょっといい話
- (2010年5月20日)“特派員”は必要なのか? ネット時代で役割が変わる
- (2010年5月13日)速報記事で、誤報が生まれるワケ
- (2010年5月6日)ベストセラーの背後に“手買い”? 出版不況でランキング底上げ
- (2010年4月22日)なんともインチキ臭い手口……“押し紙圧縮新聞社”がソロリ
- (2010年4月15日)記者クラブ開放で、“密室会合”が増えるかもしれない
- (2010年4月8日)滅びゆく記者クラブは、本当に“悪”なのか
- (2010年4月1日)「一切ない」から「ご賢察ください」まで、プレスリリースの名・迷コメント
- (2010年3月25日)オレが書けば企業の株価は上がる――。とある外資メディアの“スクープ合戦”
- (2010年3月18日)ウジウジする前に、ガツガツと働いてみてはどうだろうか
- (2010年3月11日)いつまで“丼勘定”は続くのか 出版界の悪しき慣例
- (2010年3月4日)トヨタの“ブレーキ問題”が、ここまで拡大したワケ
- (2010年2月25日)“闇金ウシジマくん”が蠢く……有名ブランドの裏事情
- (2010年2月18日)自治体大合併が政権交代の引き金? “小沢流選挙”のしたたかさ
- (2010年2月4日)「心不全」を信用してはいけない……訃報欄の裏に潜む人間模様
- (2010年1月28日)若手記者が疲れている……永田町に蔓延する“ウソ”の実態
相場英雄(あいばひでお)
:1967年新潟県生まれ。1989年時事通信社入社、経済速報メディアの編集に携わったあと、1995年から日銀金融記者クラブで外為、金利、デリバティブ問題などを担当。その後兜記者クラブで外資系金融機関、株式市況を担当。2005年、『デフォルト(債務不履行)』(角川文庫)で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞、作家デビュー。2006年末に同社退社、執筆活動に。著書に『株価操縦』(ダイヤモンド社)、『ファンクション7』(講談社)、『偽装通貨』(東京書籍)、『みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意』(小学館文庫)、漫画原作『フラグマン』(小学館ビッグコミックオリジナル増刊)連載中。








