「ふるさと納税」をきっかけに地域活性化を模索地方創生(4/4 ページ)

» 2015年07月22日 10時43分 公開
[小槻博文ITmedia]
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 全国各地からあの手この手で日々情報発信されている中で、個々の地域に気づいてもらうのは至難の業である。しかし気づいてもらえなければ何も始まらず、大量の情報に埋もれてしまっている地域も散見する。そうしたなかで「気づいてもらう」、そのきっかけとして「さとふる」では「ふるさと納税」を切り口にしている。

 また当社(RegionWire社)では全国各地から日々発信される情報の渦に埋没することなく、ユーザー属性と地域属性による情報マッチングを行うことでユーザーに気づいてもらう、そんな自治体向け情報発信プラットフォームを開発し、8月開始に向けて現在最終調整を行っている。

 AIDMAしかりAISASしかりAMTULしかり。人間の態度変容の全ての起点は「知る、気づく」こと。どんなに地域に魅力があっても、どんなに施策を充実させても、気づいてもらえなければ何も始まらない。そんな当然の視点が実は一番不足しているのかもしれない。(小槻博文)

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