どの会社でも「結果を出す人」の行動法則5つ外資系エグゼクティブの働き方(2/2 ページ)

» 2015年07月15日 06時00分 公開
前のページへ 1|2       

行動法則(3):時間に支配されずに、自ら「コントロール」している

(画像はイメージです)

 時間管理の重要性は、エグゼクティブに限らず、社会人になると新入社員のころから言われます。会議の5分前に準備をするだけが時間管理ではありません。

 エグゼクティブの時間への考え方や管理の仕方は、時間に管理される側から時間を自分のものとして操り管理する側へとシフトするというものです。

行動法則(4):「謙虚さ」と「プライド」を併せ持っている

 日本人は世界のどの国の文化に比べても謙虚さを身につけていると言われます。です

が、興味深いことに会社のエグゼクティブとなると話は別のようです。残念ながら全員が全員謙虚であることを美徳としているわけではありません。もちろん海外においてもこれは同じです。

 しかし、ここで明暗がはっきり分かれます。謙虚さを忘れた人は人心をつかむことができません。なぜなら、慢心している人はそこで自らの成長を止め、「裸の王様」の話で少し触れましたが、自信と慢心を混同してしまい、皆が尊敬できる対象ではなくなるからです。

 そしてこのタイプがセットとして持ち合わせているのがエゴです。プライドとは似て非なる単なる見栄です。できるエグゼクティブほど、謙虚さとプライドの大切さを知り尽くし、日々の生活の中でも自分にリマインドしています。

行動法則(5):「柔軟性」を持ちながらも、「信念」はブレない

 普段の自分を振り返って、「柔軟性がある」と胸を張って言えますか? 柔軟性とは、例えば新しい意見に先入観を持たずに耳を傾けられることです。固定観念にとらわれずに何にでも興味を持ち、楽しめるスキルともいえます。限られた環境の中で臨機応変に、不可能を可能にすべく行動に移し、ミッションを実現できる力でもあります。

 同時に、エグゼクティブたちは自らと組織を成長させていく意識を持ち続ける信念はブレずに、いつもチャレンジを楽しんでいます。

関連キーワード

仕事 | 外資 | 上司 | グローバル化


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.