インタビュー
» 2015年07月08日 08時00分 UPDATE

新しい考え方(前編):先の見通せない時代、リーダーに必要な3つの要素とは (1/5)

チームや組織を引っ張っていくリーダーの責任は増すばかり。悩めるリーダーに「アイディール・リーダー」という新しい考え方を提示しているのが、Ideal Leaders株式会社だ。代表取締役ファウンダーの永井氏にその取り組みを聞いた。

[まつもとあつし,ITmedia]

 先が見通せない時代が続いている。チームや組織を引っ張っていくリーダーの責任は増すばかりだ。伝統的なリーダーシップの方法論では、壁にぶつかってしまうケースも多い。悩めるリーダーに「アイディール・リーダー」という新しい考え方を提示し、ソリューションを提供しているのが、Ideal Leaders株式会社だ。代表取締役ファウンダーの永井恒男氏にその取り組みを聞いた。

プロフィール:

永井恒男(ながい・つねお)氏

 1997年、野村総合研究所に入社。経営コンサルタントとして10年活躍後、 2005年に社内ベンチャー制度を活用し、エグゼクティブコーチングと戦略コンサルティングを融合した新規事業IDELEA(イデリア)を立ち上げ、以後10年間事業を推進。

 2015年4月にコンサルティング会社、Ideal Leaders株式会社を設立し、代表取締役 Founderに就任。


リーダーシップの三大要素は「理・響・躍」

――Ideal Leadersが提案する「アイディール・リーダー」とは従来のリーダーシップとどのような点が異なっているのでしょうか?

永井: 私たちが提唱する「アイディール・リーダー」とは、3つの漢字で表現することができます。それは「理・響・躍(り・きょう・やく)」。

 「理」は本質を探求・追求する。「響」は自分だけではなく、自分の理想によって人に関わり、チームや組織に影響を与えていく。そして「躍」は跳躍なんですが、そこには「カオス(混沌)と踊る」という意味もあります。

――「カオスと踊る」?

永井: 「不確かな状況」に飛び込む、でも「エイヤーッ!」っていう大変な感覚だけではなくて、そんな状況でも楽しくやっていけるといった意味合いですね。今までのリーダーシップと何が違うのか。最も大きく異なるのは、この3番目の「躍」かもしれません。

 今、求められているリーダーには「よく分からないところに飛び込む」ことが求められているからです。昔のように、組織のヒエラルキー(階層)の上のほうにいて、部下たちの後ろで指示だけしているというスタイルはもう過去のものになったと言ってしまっていいはずです。

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