コラム
» 2015年07月06日 10時21分 UPDATE

おいしそうなモノについつい手が伸びる意外な理由 (1/2)

「カロリーが高い」「健康に良くない」ということは分かっているのに、どうしてついおいしいモノに手が出てしまうのでしょうか。カリフォルニア工科大学を中心とした研究グループの調査によると……。

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 「今日からダイエットだ!」って思っていたのに、いざ食べるものを決めようとすると、「おいしそう。ダイエットは明日からでいいか。」という気分に。

 カロリーが高い、健康に良くない、ということは分かっているのに、どうしてついおいしいものに手が出てしまうのでしょうか。

 2014年12月16日、米国のカリフォルニア工科大学を中心とした研究グループは、食事を選ぶときにどのように判断を下すのかについて報告しました。

思考回路のスピードに原因が?

 研究グループによれば、どのような食事を食べるかを考える時の思考回路は、「おいしそうか」と考える本能的な思考回路と、「健康によさそうか」と考える理論的な思考回路にはっきりと分かれるそうです。そして、食べ物の選択に思考回路のスピードが影響を与えているのではないかと考えたのです。

 研究グループは、2つのモニターに異なる食べ物をランダムに映し出し、コンピューターのマウスの動きを追うという方法を使って、食べ物を見たときの思考回路と選択という行動を調べました。本研究のために、1000分の1秒(ミリ秒)レベルまで測定できるシステムを作ったそうです。

 28名の男女に協力してもらい実験を行った結果、食べ物を「おいしそうか」で判断する方が、「健康によいか」よりも約195ミリ秒反応が速いことが分かったのです。

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