――7月2日から正式スタートするTayoriですが、どういう企業に使ってほしい、といった希望はありますか。
山口: そうですね、いろいろな使い方ができると思うので……組み込むのがとても簡単なので、企業じゃなく、個人ブログに入れていただくのもいいと思います。企業だったら、カスタマーサポート部門がない、少人数でやっているような会社に、まずは試していただきたいですね。業種としては、企業の一般的なコーポレートサイトでも、ECサイトでも、飲食店などでもいいと思います。問い合わせ以外にも使えるので。
――飲食店というと、簡易ネット予約みたいなイメージですか?
山口: そうですね。予約フォーム用にわざわざシステムを作り込んでいるわけではないお店でしたら、簡易的な予約システムのようにも使えます。問い合わせ、イベント申込、採用など、9種類のテンプレートを用意しているので、ニーズに合わせて使っていただけるんじゃないかなと。
――ユーザー数の目標は立てていますか?
山口: いまPR TIMESを利用している企業数が9000社以上なのですが、はやくこれを超えたいですね。それが目標です。
Tayoriのプラン表
- 日本人は世界一気が短い?――顧客サービス世界10カ国調査
世界10カ国の消費者を対象に、顧客サービスに対する考え方を調査した結果、日本人の「良いサービスを受けられるのは当たり前」「1回嫌な思いをしたら何もいわずに別の会社に替える」など、顧客サービスについても非常に厳しい国民性が明らかになった。
- ロイヤルカスタマーを獲得するラーメン二郎のサービス
ラーメン二郎と言えば、知る人ぞ知る「毎日行列のできるラーメン店」で、ジロリアンと呼ばれるヘビーリピーターが非常に多いことで有名です。なぜラーメン二郎は、これほどまでにコアなファンを獲得できているのか。サービスサイエンスの視点からポイントを探ってみました。
- スターバックスに学ぶ、顧客満足度向上のポイント
スターバックスといえば、大手コーヒショップチェーンの中でも顧客満足度の高さ、リピーターや愛用顧客が多いことで有名です。そこで、なぜスターバックスがファンを獲得して支持されるのかを、サービスサイエンスを活用して考えてみました。
- 創業は「紙」、今は「IT」――ビッグデータのカギを握る男に迫る
リクルートの事業は「紙メディア」でスタートしたが、今や「IT企業だ」という声もある。たくさんのエンジニアを抱えるが、その中にビッグデータの開発に携わった男がいる。その男の名前は中野猛氏。現在ドイツに拠点を置いている彼をインタビューした。
- ソーシャルでの不評を挽回できるか? ウォルマート、最後の一手
国内店舗の売り上げが2年連続で減少と、不調にあえぐウォルマート。起死回生を賭け、ソーシャル・メディアのスタートアップ企業であるコズミックスを買収し、「店舗+Web+モバイル」の戦略に乗り出した。
- 「入札」って何ですか?――入札情報サービスに聞きました
国や地方自治体がモノを買ったり事業を委託・発注したりするには「入札」というプロセスが不可欠。閉じられたイメージが強いが、実はどんな企業でも入札に参加できるという。入札情報速報サービス「NJSS」に、入札の基本について聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.