その結果、100歳以上の人、同じ地域に住む80〜99歳までの人、全く異なる地域に住む82〜92歳の人の各グループで明らかに増えていたり減っていたりする腸内細菌の種類が明らかになり、年齢や地域によって確かに違った傾向があることが改めて示されました。
年齢に関連した分類の傾向を調べてみると、善玉菌と呼ばれるルミノコッカスや 悪玉菌のクロストリジウムが100歳以上の人で特に増加していたということです。
食事内容と腸内細菌との関係を調べてみると、このうち、ルミノコッカスは繊維質の多い食事をとっている人ほど多いこともわかりました。
繊維質の多い食事は、年齢と同様に腸内フローラを大きく変化させているようです。食事が体にとって良いバランスの腸内フローラを作り出し、もしかするとご長寿の健康を支えているのかもしれません。
今日の食事から腸内環境を意識してみてはいかがでしょうか?
本記事は自宅で遺伝子検査ができる「MYCODE(マイコード)」のサイト内で掲載している情報を転載したものです。
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