2004年に世界初の“フルメタルクロノグラフ電波ソーラー”として誕生した、カシオの時計ブランド「OCEANUS(オシアナス)」。ブランド誕生10周年を迎えた2014年には、GPS衛星電波と標準電波を相互補完的に取得する「OCW-G1000」をリリースし、大きな反響を呼んだ。
アナログウオッチの世界では高価格帯になればなるほど、老舗ブランド、そしてヨーロッパ系ブランドの力が強い。その中でOCEANUSは“新参”だが、国内では高い評価を受けている。そこには、どんな魅力があるのだろうか?
OCEANUSの良さとはどこなのか? 実際に愛用しているユーザーに話を聞いた方が良いだろうということで、今回はブランドマーケター・内藤博之さんに話を伺った。
内藤さんは大学卒業後、約190カ国でビジネスを展開する外資系メーカーに就職し、ブランドマーケティングを担当。全世界で展開されているグローバルブランドの開発と育成に携わることが多かった。海外出張はもちろん、インドやシンガポールなどへの海外赴任していたときには、約50カ国へ向けて展開するビジネスのリーダーとして活躍。その後独立し、世界を変える新たな挑戦に取り組んでいる。
世界を股にかける時計好きなビジネスパーソンは、OCEANUSのどんなポイントに魅力を感じているのだろうか?
――内藤さんは時計好きということですが、腕時計はいくつお持ちですか?
内藤さん: 全部で12個ですね。ブランドや価格帯にこだわりはなく、ハイブランドのものから数千円台の安価なものまで、さまざまな種類を持っています。コレクションではなく、すべて実用していますよ。
――それぞれの時計は、どのように使い分けているのでしょうか。
内藤さん: 基本的にはその日の自分の活動と服装に合わせて時計を変えています。カチッとした仕事の時は革バンドの時計をしたり、アウトドアシーンではゴムのバンドのものにしたりと、用途に合わせて選んでいます。その中でもOCEANUSは、ビジネスでもプライベートでも合わせやすいので、気がつくと使う頻度が高くなっていますね。
――ビジネスシーンでは、やはりOCEANUSの機能面が活躍するのでしょうか?
内藤さん: そうですね。時刻の正確さという点では、絶対的に信頼しています。あと、海外に行くとGPS機能のスゴさを実感できますよ(参考記事)。世界中のどこに行っても自動的に時間を合わせてくれるのはもちろん、サマータイムや時差など、それぞれの国の特殊な事情まで踏まえて正確な時間をセットアップしてくれるんです。海外への出張が多い方には、心からオススメできます。
――「プライベートなシーンに合わせやすい」というのは、どのような点が?
内藤さん: 一番の要因は、差し色が入った洗練されたデザインだと思います。OCEANUSはブルーの使い方にこだわりがあるのか、落ち着きはあるけれど決して地味ではないので、カジュアルにTシャツなんかに合わせても違和感がないんですよね。スーツにもTシャツにも合わせられる時計ってなかなかないので、それもOCEANUSを愛用する理由になっています。
今は最新モデルの「OCW-G1000」を使っているんですが、このモデルのブルーはとりわけ気に入っています。着けていると気合が入るというか、力が湧いてくるような心地になるんですよ。
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