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» 2015年06月04日 18時01分 UPDATE

特技は俳句:タカラトミーとドコモが新ロボット「OHaNAS」を共同開発、その狙いは? (1/2)

タカラトミーはクラウド型おはなしロボット「OHaNAS」をドコモと共同開発。将来的には海外展開を視野に入れ、新たな戦略商品の1つに育てたい考えだ。

[ふじいりょう,ITmedia]
クラウド型おはなしロボット「OHaNAS」 クラウド型おはなしロボット「OHaNAS」

 玩具メーカーのタカラトミーは、クラウド型おはなしロボット「OHaNAS(オハナス)」をNTTドコモと共同開発し、2015年10月1日から全国の玩具専門店、百貨店、量販店などで発売することを発表した。希望小売価格は1万9800円(税別)。このたび新たに開発した「自然対話プラットフォーム」を搭載することにより、自然なコミュニケーションが実現できるという。

 動物の中でも聴力が優れているという羊がデザインモチーフになっているOHaNASは、「みんなと“おはなし”して“はなしに花が咲く”」という思いが込められているという。円形の白のボディで、目は8色に光るLED。耳とおへそにリボンなどをつけることができ、頭部にスイッチ、顔の上にタッチセンサ、おへその部分に「ゆらゆらセンサー」があり、会話にだけでなく触ることや抱き上げることでも反応する。

 サイズは身長160ミリメートルで、体重は「秘密」。2015年6月4日に都内で開かれた発表会では特技という俳句を求められて、「雨上がり 光り輝く 北海道」と披露し、「かわいいね」という呼び掛けにも「よく言われます」と返答して会場を和ませた。

「しゃべってコンシェル」を応用

 自然対話プラットフォームは、NTTドコモが2012年より提供している音声エージェントサービス「しゃべってコンシェル」の技術を応用して開発した。意図解釈、シナリオ対話、雑談対話、知識Q&Aといったこれまでの技術に加えて、同音異義語の多い日本語の表現を前後の文脈から読み取る文章正規化機能や、ニュース、天気などの情報をWebコンテンツから取得する連携機能、キャラクター風の発話変換、自動的にユーザーの情報を対話から自動的に抽出する機能が搭載されている。

自然対話プラットフォーム 自然対話プラットフォーム

 この自然対話プラットフォームは、NTTドコモのクラウドサーバ上にあり、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットとつながる。デバイスとOHaNASはBluetoothで接続する。

 利用シーンとしては、思春期を迎えた親子の会話を盛り上げるほか、Webの情報を取得する機能を生かして、夕食のメニューを一緒に考えることや、週末の過ごし方を提案するといったものを想定する。

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