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» 2015年06月04日 14時36分 UPDATE

財務責任者の61%、「日本以外の経済」が事業成長に好影響

アメリカン・エクスプレスが毎年実施するCFO意識調査によると、日本企業の6割以上が自社の成長に好影響を与えるのは海外経済だと回答した。

[ITmedia]
投資レベルの各国比較 投資レベルの各国比較

 日本企業は積極投資から支出の管理強化へ――。アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが国内外企業の最高財務責任者(CFO)を対象に実施した調査で、こうした意識の変化が明らかになった。

 同調査は2008年から毎年実施。今回は年間売上高5億ドル以上のグローバル企業でCFOを務める565人を対象に、2014年12月に調査した。これによると、日本のCFOの多くは今後1年間に支出や投資を「積極的」(16%)もしくは「ある程度」(61%)増やすと回答。この傾向は前年とほぼ変わらない一方で、「利益を確保するために支出や投資をしっかり管理する」との回答は前年比10%増の23%となった。投資水準が前年と比べて30%以上増加すると回答した企業はゼロだった。

 投資内容について、グローバル全体では、「新商品・サービス開発」や「営業・マーケティング活動」、「生産・サービス提供の拡大」などを優先項目に挙げるCFOが多かった。

日本企業の海外シフト進む

 自社の成長に好影響を与える要因に関しては、日本企業の61%が「日本以外の国の経済」と回答した。前年の調査では「国内経済」が最も大きな要因だったため、海外市場に対する期待が高まっているといえる。

 ビジネス強化したい新興国市場について、日本企業はベトナム(35%)、中国(29%)、タイ(26%)を挙げた一方で、海外企業は中国(39%)、ブラジル(27%)、インド(20%)に注力したいことが分かった。

今後、日本企業がビジネスを強化したい新興国(左)と、海外企業がビジネスを強化したい新興国 今後、日本企業がビジネスを強化したい新興国(左)と、海外企業がビジネスを強化したい新興国

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