4月25日、ポルシェは世界で初めてApple Watchによるクルマのリモートコントロール機能を搭載したと発表した。これは従来iPhoneなどのスマートフォンで車両情報管理や遠隔制御を行う「ポルシェカーコネクト」の一部をApple Watchでも行えるようにしたものだ。
ポルシェによれば、これによってiPhoneが手元にないときでもポルシェカーコネクトを操作することができ、Apple Watchを付加的な車両情報のディスプレイや遠隔操作パネルとして使うことでユーザーの利便性を高めているという。
このシステムでできることをポルシェは「リモートサービス」「車両トラッキングサービス」「Eモビリティサービス」の3つに大別している。
「リモートサービス」は、車載コンピューターが管理しているさまざまな情報を遠隔モニタリングすることと、緊急通報など車両側がネットを通じてドライバーや外部に知らせたり、ドライバーからの遠隔操作を受ける機能だ。「車両トラッキング」は盗難対策のセキュリティ機能、「Eモビリティサービス」はプラグインハイブリッドの電源管理ツールと、それぞれカバー範囲ごとにまとめてある。
これらの機能は電話回線を使った通信によって行われるため、ポルシェカーコネクトを通じてApple Watchを操作することで、どんなに離れた場所からもアクセスすることができ、ドライバーとクルマのこれまでに無かった新次元での快適なコミュニケーションを提供するとポルシェは言っている。
Apple Watch+ポルシェカーコネクトで、具体的にどんなことができるのか? まずは個別の機能を見てみよう。
以上がApple Watch連携機能の具体的な内容となる。率直な感想として、あなたは「これはすごい。魅力的な機能だからぜひ使ってみたい」と思っただろうか? 筆者の感想はNOだ。
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