コラム
» 2015年05月08日 06時00分 UPDATE

あなたは大丈夫?:五月病の症状をチェックしてみよう (1/2)

5月に入り、新社会人や新入生の人たちも新しい環境に慣れてきたころですね。しかし、ここで気を付けないと五月病にかかってしまうかも……。今回は五月病の症状について紹介します。

[いしゃまち]
いしゃまち

 だれしも一度は「五月病」という言葉を聞いたことがあるかと思います。実は、五月病とはあくまで俗称であり、正式な診断名ではありません。医学的には新しい環境や生活についていけずに起こる「気分障害」や「不安障害」と診断されます。

気分障害

うつ病

 眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しくないといったことが続きます。精神的・身体的ストレスが重なるなどの理由から脳に機能障害が起きている状態です。

 脳が普段通りに働いてくれないので、自分自身に対しても否定的な考え方になりがちです。そのため、普段なら乗り越えられるストレスも非常に辛く感じるという悪循環が起きます。

気分変調症

 1日中持続する抑うつ気分(気分が落ち込んで非活動的になること)が長期間続く疾患です。この病気の特徴として、社会や家庭への不適応感や罪責感、いろいろな刺激に対して過敏になる、ひきこもり、興味関心が薄れる、疲れやすさや活力の減退、生産性の欠如があります。うつ病とよく似た病気ですが、抑うつ気分が軽い状態で長く続くという点で、うつ病と区別されます。

不安障害

適応障害

ks_mental.jpg (画像はイメージです)

 適応障害は、ある状況やできごとがつらく耐えがたく感じ、そのために精神面、身体面、行動面に症状が現れる病気です。

 症状として、ゆううつな気分や不安感、意欲や集中力の低下、イライラ感、頭痛、めまい、動悸(どうき)、倦怠(けんたい)感などが認められます。また、無断欠席や無謀な運転、ケンカ、物を壊すなどの症状も挙げられます。

 うつ病と似た症状も見られますが、ストレスとなる状況やできごとの原因がはっきりしているので、その原因から離れると症状は改善傾向をたどります。しかしその原因から離れられない、あるいは取り除けない状況では慢性化することもあります。

社会不安障害

 他人から評価を受けることや人目にさらされることなどに対し、強い不安を感じる病気です。

 その状況から生じる強い苦痛のため動悸や息苦しさなどの症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障をきたします。また、慢性化して人前に出ることを恐れるようになると、うつ病などの精神疾患を引き起こすきっかけにもなってしまいます。

 上記以外にもパニック障害や双極性障害などがあります。

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