ファミリーマートとの経営統合を進める流通大手のユニーグループ・ホールディングスは4月3日、業績予想の下方修正を発表した。昨年9月に公表した2015年2月期通期の連結業績予想に関して、当期純利益を54億円の黒字としていたが、一転、24億円の赤字になる見通しを示した。
営業収益は従来予想から36億円減の1兆189億円、営業利益は19億円減の202億円、経常利益は11億円減の204億円、当期純利益は78億円の大幅減で24億円の赤字とした。
総合小売業では、荒利益高未達を経費削減で補てんする見込みだったが、優友(上海)商貿有限公司の営業赤字の影響もあり計画を下回った。また、「サークルKサンクス」のコンビニエンスストア事業でも収入減を経費削減でカバーできなかった。専門店事業も足を引っ張った。
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