くら寿司、純利益40%増 サイドメニューがけん引2015年10月期1Q決算

» 2015年03月06日 10時55分 公開
[Business Media 誠]

 回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーションが2015年10月期 第1四半期(2014年11月1日〜2015年1月31日)の決算を発表した。ラーメンなどのサイドメニューが好調だったことや、人気キャラクターを起用したキャンペーンが功奏し、同四半期の純利益は10億円を超えた。

好調なサイドメニュー(出典:同社サイト) 好調なサイドメニュー(出典:同社サイト)

 売上高は254億5800万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は7300万円(同27.7%増)、純利益は10億3900万円(同39.9%増)だった。

 同社が力を入れるサイドメニューが利益増の要因になった。ラーメンは2012年11月に販売を開始してから2015年1月末までに累計で2000万杯、コーヒーは800万杯(2013年12月〜)、イベリコ豚丼は250万杯(2014年3月〜)に上る。今年1月に新発売した「赤鶏ゆずうどん」は「予想を上回る販売数だった」(同社広報)という。

 また、「トミカ」「リカちゃん」「機関車トーマス」と初めてコラボレーションし、くら寿司限定グッズがもらえるキャンペーンを実施したことで、子ども連れのファミリー層の集客につながったとしている。

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