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» 2015年01月20日 08時00分 UPDATE

「本格ドリップコーヒーが1杯19円」バナーでおなじみ:コーヒー通販のブルックス、なぜ原宿にコンセプトショップを開いたのか? (2/2)

[伏見学,Business Media 誠]
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外国人観光客の憩いの場に

BROOK'S CAFE 原宿店 BROOK'S CAFE 原宿店

 ECで海外にいる顧客を開拓する一方で、昨年ごろから訪日外国人の呼び込みにも力を入れている。それが2014年6月に開業したコンセプトショップ「BROOK'S CAFE 原宿店」での取り組みだ。

 そもそも原宿(具体的には神宮前交差点そば)という場所を選んだのも、外国人観光客が多い土地柄だからだという。実際、BROOK'S CAFEにも通常時は来客数の2割が外国人で、年末年始には約5割に上ったという。

 そこでの取り組みの1つは、「ポストカードコーヒー」というサービスである。これはポストカードとコーヒーがセットになった商品で、例えば、外国人旅行者は自国の家族や友人に宛ててメッセージを書き、店舗にあるポストに投函するとコーヒーも一緒に送ることができる。

 加えて、外国人観光客に道を尋ねられることが多いため、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語を話せるスタッフを配備し、多言語に対応できるようにした。「観光客向けにガイドマップの貸し出しも始めた。いずれこの店が休憩スペース兼観光案内所の役割になれば」と、BROOK'S CAFE 原宿店の江守信幸店長は力を込める。

brooks03.jpgbrooks04.jpgbrooks05.jpg 店頭からコーヒーを発送できる「ポストカードコーヒー」(左、中央)と、BROOK'S CAFE 原宿店の江守信幸店長(右)

 売れ筋としては、「抹茶カプチーノ」や「抹茶レモン」などのドリンクが外国人にうけているようで、今後もそうした日本独特のメニューを増やしていく。

 EC販売とコンセプトショップで外国人の認知度をもっと高める――。この両輪で今後さらにブルックスは海外向け戦略を加速するのだ。

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