出会いを作り出すと聞くと、ネガティブなイメージを持つ人もあることだろう。特にアプリ上でやり取りするのであれば、ステレオタイプに「出会い系アプリ」と一蹴する向きもある。そのように見られてしまう懸念はなかったのか。
「サービスを利用した一部の人が事件を起こし、それが広く報道されるためこういったサービスには日陰のイメージがつきまとっていました。でも、そのままではいつまでたっても真剣に結婚したい人たちに出会いを届けられない。ゼクシィ恋結びではそのような課題を解決するためにいくつかの安全策を設けており、そのうちの1つがFacebook連携なのです。Facebookでは実名や自分の顔写真を公開しているわけですから、そこで少しだけハードルを上げています。また、このサービスに結婚に本気で取り組んでいるゼクシィのブランドを冠していることも安心材料の1つではないでしょうか。私たちはネガティブな印象を持たれがちだった出会いを創出するサービスをぜひ日の当たる場所に出したいと考えています」(貝瀬氏)
そのほか、利用者にとって気になるのは、登録してからどれくらいの期間で相手を見つけられるかだ。貝瀬氏は「9カ月、遅くても1年で相手を見つけるところまでもっていきたい」と強調する。早い人では「3カ月くらいで相手を見つける人もいる」とも。
「これまでは結婚相手を見つけた人だけが利用していたゼクシィが、婚活市場に参入することで、不透明だったこうしたサービスへの間口を広げ、多くの結婚したい人たちに出会いのチャンスを作っていきたい。その結果、未婚率の高い現在の社会問題を解決していく、それが私たちの目指す姿なのです」(貝瀬氏)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング