復活マクラーレン・ホンダ、2015年ドライバーはアロンソ&バトン祝・ホンダF1再参戦

» 2014年12月11日 22時31分 公開
[Business Media 誠]

 2015年よりF1に再参戦するマクラーレン・ホンダは、12月11日、2015年のドライバーとして、フェルナンド・アロンソ選手(33歳、スペイン出身)とジェンソン・バトン選手(34歳、英国出身)を起用すると発表した。テストドライバー兼リザーブドライバーは、ケビン・マグネッセン選手(22歳、デンマーク出身)が務める。

左から、本田技研専務執行役員新井康久氏、ジェンソン・バトン選手、ケビン・マグヌッセン選手、フェルナンド・アロンソ選手、ロン・デニスCEO
11月のFIAの公式走行テストに初めて参加したときの開発用マシンMP4-29H/1X1。ホンダのパワーユニットを搭載している

正ドライバーは2人ともワールドチャンピオン経験者

 ホンダは2008年にF1から撤退したが、2015年シーズンからエンジン供給メーカーとしてF1に再参戦する。

 起用した2人の正ドライバーは、いずれも経験豊かなベテランドライバーであり、かつワールドチャンピオンの経験者だ。フェルナンド・アロンソ選手は2005年、2006年にルノーで、ジェンソン・バトン選手は2009年、ブラウンGPで(参考記事)、F1ワールドチャンピオンとなっている。

 マクラーレンのロン・デニスCEOは、「ドライバーラインアップは、McLarenの強い信念のもと、決定しました。世界チャンピオンの経験を持つフェルナンドとジェンソンという2人のドライバーは、現在のF1チームの中で、最も偉大なコンビです。また、若きケビンについては、ポテンシャルを秘めた将来有望なドライバーであり、チームへのさらなる貢献に期待しています」とコメントしている。

ホンダの第4期F1のパワーユニット

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