コラム
» 2014年12月01日 06時00分 UPDATE

予防と治療:のどあめってなんで効くの? のどが痛いときの対処法5つ (1/2)

12月を迎えて寒さも厳しさを増し、風邪を引きやすい時季になりました。今回は、風邪の代表的な症状の1つである「のどの痛み」の原因とその予防法について説明します。

[いしゃまち]
いしゃまち

 のどは食べ物や飲み物だけでなく、呼吸によって取り込む空気の通り道です。のどは、空気に含まれているウイルスや細菌に常にさらされているので、病原体に感染しやすい部位の1つです。

 のどの粘膜の表面には、細菌やウイルスをブロックする線毛が生えています。この線毛の働きが弱くなるとウイルスや細菌が侵入しやすくなってしまうのです。

ks_nodo01.jpg (写真と本文は関係ありません)

のどの痛みの原因

 のどの痛みはなぜ起きるのでしょうか?

 原因として風邪やインフルエンザなどのウイルスや細菌による炎症や、大声の出し過ぎなどでのどを酷使することによる炎症が考えられます。空気中には目に見えないウイルスや細菌が漂っているため、のどは常にそれらの病原体と戦っています。

 しかし、免疫力が低下したり、強い病原体が侵入したりすると、自己治癒能力では対処できずにのどの痛みが起こるのです。

のどの痛みの予防と治療

 のどの痛みを予防するには、どうしたらいいのでしょうか?

 のどの粘膜の健康を保ち免疫力を高めることが重要です。体力が落ちると免疫力が低下するため、まずは正しい生活習慣を心がけることを意識しましょう。

 また、乾燥した空気や冷たい空気はのどの粘膜の血管を収縮させ、線毛の働きが低下するので注意が必要です。これらを踏まえて、5つの予防法を考えてみました。

1. マスクや加湿器で乾燥を防ぐ

 マスクは乾燥を防ぐと同時に、ウイルスや細菌の侵入を防ぎます。

2. 手洗いやうがいをする

 こまめに手洗いうがいをすることが重要。また、緑茶には殺菌作用のあるカテキンが含まれているので、緑茶でのうがいは高い効果が期待できます。

3. 室内の温度と湿度に気を付ける

 線毛の働きを低下させないために、低温と乾燥に注意しましょう。

4. 声の出し過ぎに気を付ける

 声の出し過ぎで声帯が疲労し炎症を起こしやすくなります。

5. タバコを吸わない

 たばこはニコチンやタールなど、さまざまな有害物質を含んでいます。たばこを吸うとのどの粘膜を刺激し、のどを傷めるのはもちろん、咽頭(いんとう)がんになるリスクも大きくなります。

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