「信頼されている」ことを知るには?なぜ、あなたの言葉は伝わらないのか?(4/5 ページ)

» 2014年11月21日 05時00分 公開
[黒川裕一,Business Media 誠]

「アクション言語」体験者の感想

話が広がる

 友人と映画の感想について話をするとき、以前だったら、「どうだった?」「面白かったよ」というやりとりで終わっていましたが、アクション言語を学んで、形容詞ではなく主語・動詞で話すことを意識してしゃべるようになると、内容がより具体的になって、話がどんどん広がるようになりました。「話を聞いて、その映画を観てみたくなった」と言ってもらえることも増えました。(20代 女性 会社員)

言語化とは自分を知ること

 アクション言語を使うということは、自分の言おうとすることを具体的にすること。見えないものを言語化することは、自分を知ることでもあり、自分を知ってもらうことでもある、と私は感じました。人と意思疎通が明確にできたとき、感動を共有することができます。塾長のクラスではいつもそれが当たり前のように起こるので、気持ちのいいくらい心から感動できます。(30代 女性 自営業)

迷うことが減った

 アクション言語を学び、使うようになり、自分でもあいまいだった自分の考えや目標を具体的に理解することができるようになりました。その結果、やるべきことをシンプルにとらえることができ、仕事だけでなく日常生活でも迷ったり、悩んだりすることが減りました。また、自分の考えや思っていることが誤解なく伝わるので、いろいろな人と話すのが楽しくなりました。(20代 男性 会社員)

作者の意図を深く理解

 読書をしていると形容詞(ぼんやりした言葉)をアクション言語に落として考えたくなります。そうした想像力が増すことで、より深く作者の意図を理解できているように思います。(30代 女性 会社員)

人づかいが楽に

 従業員50名ほどの美容院を経営していますが、アクション言語を学んでからは人づかいが楽になりました。いまでは自然と幹部従業員が私の言葉をマネているので、私もますますアクション言語化にハマる日々です。(40代 男性 会社経営)

問題が目に見えるように

 アクション言語を学んで一番変わったと感じるのは、自分の目の前に何か問題が立ちはだかったときのことです。
 アクション言語を知らない、以前の自分は、問題に対して、ただただ「どうしよう、どうしよう」とパニックになってしまい、何も解決できないままに時間ばかりが過ぎていました。
 しかし、アクション言語を学んでからは、「何が問題なのか」を具体的な言葉で表すことで、目に見えるようになり、それに対してどんな解決策をとればいいかを考えられるようになりました。解決策も、「いつまでに何をするのか」を具体的な行動に落とし込んで考えるようになったので、実行することも簡単になりました。(20代 女性 会社員)

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