インタビュー
» 2014年11月12日 08時18分 UPDATE

仕事をしたら“インドネシア”で売れた:丸亀製麺のうどんが、インドネシアでウケた理由 (1/5)

日本全国で讃岐うどんが広がったのは2002年ごろと言われているが、海外でもファンが増えつつあるという。トリドールが運営する「丸亀製麺」は海外進出に積極的で、数年前にオープンしたインドネシアとタイの売り上げが好調だ。その理由は……。

[土肥義則,Business Media 誠]
yd_udon1.jpg インドネシアで販売されている「カレー牛肉うどん」(5万ルピア:約470円)

 全国に「讃岐うどん」が広がったのは2002年ごろと言われているが(関連記事)、その“庶民の味”が国境を越えて、海外でもファンが増えつつあるという。

 えっ、海外の人たちがうどんを食べるの? と思われるかもしれないが、セルフ式讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」を経営するトリドールが、海外展開に積極的な姿勢を示しているのだ。丸亀製麺は2000年に「加古川店(兵庫県)」をオープンしてから、あれよあれよという間に、現在(2014年11月現在)は780店に拡大。海外に目を向けると、2011年に「ワイキキ店(ハワイ)」をオープンしてから、あれよあれよという間に、現在は10カ国・地域で75店舗に拡大。

 店内に製麺機を置いて、大きな釜でうどんを茹で、できたてを提供する。コシのある麺は多くの人に親しまれ、売上高・店舗数ともに業界トップの座を手にした。その手法を海外でも取り入れ、第二、第三のうどん市場を生み出そうとしている。

 海外で好調な売上高を記録しているのは、2013年3月に進出したインドネシアと、2012年1月に進出したタイだ。インドネシアの人口は2億4700万人で、そのうち約9割は豚肉やアルコールなどの飲食が禁じられているイスラム教徒。多くの原材料が使えない環境の中で、丸亀製麺はどのようなメニューを提供しているのか。一方のタイはグローバルに展開する外食産業がひしめき合っていて、競争が激しい。国内からも和食レストラン、ラーメン、牛丼などのチェーン店が出店している中で、現地の人たちにうどんの魅力をどのようにして伝えているのか。

 インドネシアの店名は「MARUGAME UDON」。「うどんを一般的な食事として認知させたい」という思いから、「UDON」の文字を入れた。インドネシアとタイに“上陸”してからまだ3年足らずだが、「UDON」はどこまで認知されているのか。海外事業を担当する経営企画室の人に話をうかがった。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。

yd_udon2.jpg インドネシアの店名は「MARUGAME UDON」
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