冬のボーナスはいくら? サラリーマン、国家公務員の平均は賞与の見通し(2/2 ページ)

» 2014年11月11日 15時55分 公開
[真木ようすけ,Business Media 誠]
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国家公務員の支給額

 会社で働くサラリーマンの冬のボーナスは増えそうだが、国家公務員はどうなのか。第一生命経済研究所は前年比20.4%増、日本総研は同13.9%増の63万1000円と予測している。

 な、なんで、そんなに増えるの? と思われるかもしれないが、これには理由がある。東日本大震災の復興財源捻出の一環として、国家公務員のボーナスは9.77%削減されていたが、この特例措置は2014年3月に終了。以前の水準に戻ったことと、人事院勧告によって支給月数が0.15カ月分引き上げられたことによって、高い伸びになりそうなのだ。

 ボーナスの支給額が増えることで、「足元で伸び悩んでいる個人消費が持ち直すきっかけになるのでは」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)といった見方もあるが……さてさて、庶民の財布のヒモは緩むのだろうか。

冬のボーナス予測(国家公務員、出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティグ)
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